表題作「晴れたる青空」は99年発売のコミック「楕円少年」の一収録作品でした。
今回、コレをあえてタイトルに持ってた竹書房の英断に本当に腹のそこから GJ!(-_-)b と言いたいです。本当にこのお話は隠れた名作ですから!
収録作品は
「晴れたる青空」
「俺はあなたの犬だから」
「楕円少年」
「花葬庭園」
「日溜りの猫」
「優しい夢はそのままに」
「ティータイム27:00」
「天使が通りすぎていく」
「三人家族」(書きおろし22P)
あと、あとがきと幕間にはこの作者らしいお遊びも健在(笑)
そして前回ぶつぶつ云ってた初出時のカラー扉絵が! 今回は3枚も収録されています!
すごいぞ竹書房!!(喜)
収録されてるのが、主にコミックス「楕円少年」「俺はあなたの犬だから」から作品になるので、今の作者の絵しか知らない人には多少タッチがちがいます。
そして時代背景もあるのでしょうが、お話自体も「BL」というよりは「耽美」「JUNE」っぽい感じのものが多いです。(暗い・痛い・重いの三重苦、みたいな)
でも、どのお話もありきたりのお涙頂戴ってわけじゃなく、きっちり読ませた上で泣かせるんだ・・・(T-T)
「れーじん」はガッコにもっていっちゃ駄目ですが(笑)、この本は生きるのがしんどい友達にそっと渡してあげてほしい。
現実は簡単に変わらないけれど、生きていれば、大事な誰かとつながり続けてさえいれば、いつか人生って捨てたモンじゃないってきっと思える日が来るから。
そう信じさせてくれる、作者の温かい言葉を、ヒトコマヒトコマを、ぜひぜひ堪能してください(^^)v