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景気と経済政策 (岩波新書)
 
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景気と経済政策 (岩波新書) [新書]

小野 善康
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

不況が深刻化・長期化する中で,様々な議論が噴出している.大胆なリストラが有効なのか,減税で需要を刺激できるのか,それとも公共投資が行われるべきなのか.経済動向を「供給側」「需要側」のどちらから見るのかで,政策の方向性がいかに違うかを説き,財政支出,財政負担,金融問題などでの課題を明確にして,構造改革の途をさぐる.

内容(「BOOK」データベースより)

不況が深刻化・長期化する中で、様々な議論が噴出している。大胆なリストラが有効なのか、減税で需要を刺激できるのか、それとも公共投資が行われるべきなのか。経済動向を「供給側」「需要側」のどちらから見るのかで、政策の方向性がいかに違うかを説き、財政支出、財政負担、金融問題などでの課題を明確にして、構造改革の途をさぐる。

登録情報

  • 新書: 202ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1998/9/21)
  • ISBN-10: 4004305764
  • ISBN-13: 978-4004305767
  • 発売日: 1998/9/21
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By カスタマー
形式:新書
マクロ経済学を供給側の経済学と需要側の経済学という2つに分けた上で、それぞれの考え方についてわかりやすく解説されている。
数式は用いられていないために、数学嫌いな方でも比較的理解しやすいだろう。

ただ、需要側の経済学についての説明が多く、供給側の経済学についての説明が少ないために対比して考える場合はそれなりの想像力や文書力が問われるのではないだろうか。

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13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
著者の主張は、「不況期には需要側の経済学(ケインズ経済学)を実行し、好況期には供給側の経済学(マネタリズム等)を実行せよ」と整理できる。不況とは、生産力が需要を上回っている状態を指し、好況とはその逆を指す。ゆえに需要不足の不況期には、政府が公共事業を行って消費性向の高い低所得層へお金を回す必要があると言う。逆に好況期には生産力がフル活用されても需要がそれを吸収してしまうため、政府が民業を圧迫する公共事業は削減されなければならない。特に著者が強調するのは、公共投資は景気の呼び水としてではなく、資源の有効利用を目的とするべき、という点である。問題は、90年代の公共投資が特定の法人・業者に吸収されてしまい景気刺激策としても、また失業者などの資源の有効活用としても、実効性が薄かったことだろう。著者の主張とは逆の政策を実行している現政権に対して、公共事業の再構築を図る必要があると思った。
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