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普通の愛 (角川文庫)
 
 

普通の愛 (角川文庫) [文庫]

尾崎 豊
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

真実の愛を求めて苦闘する孤独な魂。生きることの悲しみ、怒りにもがく純粋な精神の軌跡を綴った、怖るべき処女小説集。「尾崎豊の、痛ましいまでの透明感の秘密がこの小説集にある。=村上 龍」

内容(「BOOK」データベースより)

真実を求めて苦闘する孤独な魂。生きることの悲しみ、怒りにもがく純粋な精神の軌跡を綴った、怖るべき処女小説集。

登録情報

  • 文庫: 181ページ
  • 出版社: 角川書店 (1993/04)
  • ISBN-10: 4041867010
  • ISBN-13: 978-4041867013
  • 発売日: 1993/04
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 210,460位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By cookie
形式:文庫
「なぁ兄貴、いつか僕も誰かを迎えに行って、歌を歌った思い出を残してやることが出来るのだろうか」
(「雨の中の軌跡」より)

『白紙の散乱』がすごく良かったので、こちらも読んでみました。
ファンの贔屓目ではなく、尾崎の文学的才能には本当に驚かされます。
彼のファンではない人にも十分に勧められる作品だと思います(人は選ぶかもしれませんが)。
この本は、以下7つの短篇からなっています。

変貌:愛している彼女を殺そうとする話
たたずむ瞬間:場末の酒場のピアニストとそこに集う人々の話
ファースト・フード:付き合って間もないカップルの可愛らしいデートの話
LOVE WAY:覚醒剤に溺れながらも真理と愛を求める青年の話
フェアリー・ウィスパー:拘留中の青年がある女性歌手の歌から安らぎを得る話 
普通の愛:離婚しようとしている夫婦の話
雨の中の軌跡:登校拒否の少年と家族とのちょっとほのぼのとした話 

少しでも参考になればと無理矢理に粗筋を書いてみましたが、この本の魅力は文章そのものの発する光にあって、ストーリーはあってないようなものと言ってもいいくらいです。
覚醒剤やら拘留中やら離婚やら登校拒否やらと決して明るくない題材ばかりなのに、読むとなぜか心がすっきりする。
心をむき出しにした文章と、あまりに真っ直ぐに人生と向き合っているところに爽快さのようなものを感じるからかもしれません。

なんだか疲れちゃったなぁ・・・というときに読むと、不思議な精神安定剤になってくれそうな本です。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By レバンネン VINE™ メンバー
形式:文庫
歌が好きで手に取った小説だったが、そのどれもが予想を超えたレベルで驚いた。ここに収められているのは素晴らしい小説ばかり。設定はそれぞれ異なるが、主人公はすべて現実の尾崎の視点で描かれている。「ファースト・フード」など中には、微笑ましく笑えるものもあるが、多くは抱えていた孤独感がにじみ出ている。あの名曲たちが生まれるにいたった背景や心情がよくわかる。それにしても、なにげない風景を独特の感覚でとらえ表現する彼の文才はすごい。痛いほどに敏感な感受性をもって物事をとらえ、それを見事に文字にしている。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
たった数十ページですが「ファースト・フード」が面白いです!
面白いっていうのが、普通に文章にユーモアあふれています。
著者である尾崎さんが生前、周りの人々に冗談を言い、笑顔にしていた
という話を聞いたことがありますが、
そんな尾崎さんの面がこの小説でもあらわれてます♪
尾崎豊さんに興味がある、好きな方はもちろん1冊まるごと、
そうでない方にも、特にこの作品はオススメしたいです☆
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