登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
太宰=暗い?,
By
レビュー対象商品: 晩年 (角川文庫クラシックス) (文庫)
太宰作品は暗いと勝手に決めつけていた。しかし、本書を読んでいる間、「フッ」と鼻から抜けるような笑いを何度かもらしてしまった。全篇を通して、太宰自身が投影されていると思われる主人公たちは、生き方や小説家としての才能について悩んだり絶望したりしている。はっとするような一文にも何度も出会う。けれど、どこか喜劇的なのだ。いたく真面目な姿に、おかしみと哀しみが入り混じる。 お勧めは「道化の華」と「ロマネスク/喧嘩次郎兵衛」。
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
メタフィクション臭がくどい。,
By
レビュー対象商品: 晩年 (角川文庫) (文庫)
太宰ファンの皆様、すみません……。然し、レビューの場はファンの愛情表現のみの場ではありません。 どうか一読者のイチャモンをお許し下さい。 私もこの作品集を読んでみたのだが、馴染めず、読み切るのにかなりの苦痛を覚えた。 紙面の半分近くを、 「作者自身が小説を書いている描写」 「作者自身の小説論」「他作家の作品評」 「他作家の作品からの引用」 で埋めてしまう作者の姿勢が、どうしても好きになれなかった。 「小説」というより「小説論」的な箇所がたいへん多い。 とにかく作者自身が作中で頻繁に顔を出し、 頻繁に作品に対してツッコミを入れたり、小説内で小説を論じたりするのである。 それが非常にくどく感じられる。 単に私個人がメタフィクション小説嫌いなだけなのかもしれないが、 私に限らず、「作り話」としての小説に慣れている読者には、 小細工で原稿用紙を埋めただけ、と取られても仕方のない箇所が多いように思えた。 『尼(『陰火』より)』における如来様の描写、 『猿ヶ島』など、斬新でユーモラスな場面もあり、 決してつまらない本ではないのだが、メタフィクション臭のくどさは如何ともしようが無い。 太宰ファンの人はそういうところも含めて太宰作品が好きなのだろうが……。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|