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晩年 (角川文庫クラシックス)
 
 

晩年 (角川文庫クラシックス) [文庫]

太宰 治
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

昭和八年から十一年にかけて発表した作品を集めた第一創作集。作者は自分の生涯の唯一の遺書になる思いで【晩年】と名付けた。【葉】【思い出】【魚服記】【列車】【地球図】他。(磯田光一/小山 清)

登録情報

  • 文庫: 348ページ
  • 出版社: 角川書店; 改版 (1994/10)
  • ISBN-10: 4041099013
  • ISBN-13: 978-4041099018
  • 発売日: 1994/10
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 936,947位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 4.0 太宰=暗い?, 2004/3/12
レビュー対象商品: 晩年 (角川文庫クラシックス) (文庫)
太宰作品は暗いと勝手に決めつけていた。しかし、本書を読んでいる間、「フッ」と鼻から抜けるような笑いを何度かもらしてしまった。

全篇を通して、太宰自身が投影されていると思われる主人公たちは、生き方や小説家としての才能について悩んだり絶望したりしている。はっとするような一文にも何度も出会う。けれど、どこか喜劇的なのだ。いたく真面目な姿に、おかしみと哀しみが入り混じる。
太宰作品を敬遠していた人にも、肩の力を抜いて読んでみてほしい。

お勧めは「道化の華」と「ロマネスク/喧嘩次郎兵衛」。

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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 メタフィクション臭がくどい。, 2010/1/5
By 
如那傘如臼太 "如如" - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 晩年 (角川文庫) (文庫)
太宰ファンの皆様、すみません……。
然し、レビューの場はファンの愛情表現のみの場ではありません。
どうか一読者のイチャモンをお許し下さい。

私もこの作品集を読んでみたのだが、馴染めず、読み切るのにかなりの苦痛を覚えた。

紙面の半分近くを、
「作者自身が小説を書いている描写」
「作者自身の小説論」「他作家の作品評」
「他作家の作品からの引用」
で埋めてしまう作者の姿勢が、どうしても好きになれなかった。

「小説」というより「小説論」的な箇所がたいへん多い。
とにかく作者自身が作中で頻繁に顔を出し、
頻繁に作品に対してツッコミを入れたり、小説内で小説を論じたりするのである。
それが非常にくどく感じられる。

単に私個人がメタフィクション小説嫌いなだけなのかもしれないが、
私に限らず、「作り話」としての小説に慣れている読者には、
小細工で原稿用紙を埋めただけ、と取られても仕方のない箇所が多いように思えた。

『尼(『陰火』より)』における如来様の描写、
『猿ヶ島』など、斬新でユーモラスな場面もあり、
決してつまらない本ではないのだが、メタフィクション臭のくどさは如何ともしようが無い。
太宰ファンの人はそういうところも含めて太宰作品が好きなのだろうが……。
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