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時間封鎖〈上〉 (創元SF文庫)
 
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時間封鎖〈上〉 (創元SF文庫) [文庫]

ロバート・チャールズ ウィルスン , Robert Charles Wilson , 茂木 健
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 987 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ある夜、空から星々が消え、月も消えた。翌朝、太陽は昇ったが、それは贋物だった…。周回軌道上にいた宇宙船が帰還し、乗組員は証言した。地球が一瞬にして暗黒の界面に包まれたあと、彼らは1週間すごしたのだ、と。だがその宇宙船が再突入したのは異変発生の直後だった―地球の時間だけが1億分の1の速度になっていたのだ!ヒューゴー賞受賞、ゼロ年代最高の本格SF。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ウィルスン,ロバート・チャールズ
『時間封鎖』で、ヒューゴー賞受賞

茂木 健
1959年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 382ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2008/10)
  • ISBN-10: 4488706037
  • ISBN-13: 978-4488706036
  • 発売日: 2008/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.7 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:文庫
 ある夜を境に地球を何か大きな界面が包みこみ、夜空からは星が姿を消す。包み込まれた地球とその外の宇宙空間との間では時間の経過に1億倍の差が生まれた。地球人が1年を数える間に、外側の世界では1億年が経過していくのだ。この巨大な時間差を利用して人類は、火星に原初な生命を打ち込み、やがてそこを植民惑星に育てることにした。そして進化した火星人類が地球に降り立ち…。

 地球の近未来の姿を空前絶後の想像力で描く、壮大なSF作品の上巻。地球と外世界の巨大な時間差を利用して、我らの世代が生きているうちに遠大な未来から火星植民者の子孫がやってくるという物語に、幻惑・魅惑・驚愕させられるストーリーです。
 まだ上巻を読み終えたところですが、本書が与えてくれるその興奮たるや相当なもので、物語の行く先を見るのが待ちきれない強い思いがあります。

 さらに詳細な展開については下巻のレビューに譲ることとして、ここではなんといっても日本語翻訳者の素晴らしいの一言に尽きる訳文に触れておこうと思います。
 巨大なホラ話である英語原著の味わいとは実際には比較していませんが、ともかく読みやすく、流麗で品位ある日本語文に魅了されます。その見事な訳文が読み手の私をぐいぐいと引っ張ってくれ、このSFがこれほど素敵な日本語の書き手に出会えたことをとても強く喜びたい、そんな気にさせてくれるのです。

 調べてみたら、私がこの訳者・茂木健に出会うのはこれが初めてではありませんでした。
 今から4年前、「指紋を発見した男―ヘンリー・フォールズと犯罪科学捜査の夜明け」というノンフィクションの無類の面白さを日本語で教えてくれたのがこの訳者だったのです。
 
 この訳者の手による翻訳本であれば、ジャンルを問わず二度三度と手にしたい。そんな気にさせられる日本語文です。
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14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
突然地球が膜で覆われ、外界より1億倍(!)も遅い時間の流れに放り込まれるというファンタジーめいた設定だが、おかげで太陽系の進化を一人の人間が一生のうちに体験できるというオモシロい環境ができあがる。で、それを生かしたハードSFかと思いきや、けっしてガチガチな科学話にはならなくて、ドラマの描き込みがじつに緻密ですばらしい。

古いジャズが好きな主人公の、その趣味を生かしたエピソードとか、幼馴染との長期にわたるプラトニックな恋愛とか、自然や心理の描写が盛りだくさんで、なんだかいい読書だなぁ。SF読んでてでこういう感じって久しぶりだ。楽しかった。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By みやさま トップ1000レビュアー
形式:文庫
地球が突然膜のようなものにつつまれ,膜の内外での時間の進み方に差異がでる。その時間の差異は極端で,地球での一年が膜の外では一億年に該当するとうのだ。するとこれまでの地球にとっては数十億年先という遙か先の話であった太陽の寿命が数十年後というリアルな時間となって迫ってくることになる。数十年後には人類の滅亡が現実となることが明かとなった人間は今後どのように生きていくべきなのか。希望を失った人間は自殺や暴動,略奪に走り,神にすがるものは永遠の救済を求め宗教へと走る。
 人間には希望を持ち続ける理由が必要だ。
 そこで考え出されたのが火星の地球化だ。
 この極端なまでの時間の流れの差異を利用しない手はない。火星を人類が居住できるだけの環境に変えるにはとてつもない時間がかかるが,この時間の差異を利用すれば,地球での数年が火星で数億年である。その間地球からロケットで送った生命の源が火星の大気や土壌を変化させ,原始的な生命が進化し,火星の地球化が可能となるのではないか。更に人類を火星に送ることによって数万年後(地球では数ヶ月後)には人類自身の進化を期待することができるのではないか。
 この設定にまずSF小説ならではの興奮を味わえます。
 しかし,本書の特徴は,上記のようなSF小説としての醍醐味よりも,そのような状況におかれた人間や家族のドラマがメインとなっています。
 従って,謎解きに重点を置きすぎると多少肩すかしな感じを味わうことになります(すべての謎が解決されるわけではないですから)
 それでも,本書には最後まで読まずにはおれない魅力があります。
 魅力的な登場人物の心理描写やこまかなエピソード。
 少し時間をおいて,本書のその後が描かれる「無限記憶」も読んでみようと思います。
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設定は面白いが冗長
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投稿日: 5か月前 投稿者: minoru4
小説のようなSF
「空からすべての星が消えた夜、ぼくは十二歳、双子たちは十三歳だった。」(16頁)... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: 日出
読者の時間も封鎖する
久しぶりに手に取ったSFが、
本作だったことは大変運が良かったです。

ある日、地球から星が見えなくなった。... 続きを読む
投稿日: 24か月前 投稿者: so-go-od
悪くはないけど長すぎる。
評論家やここでの評価は非常に高いです。... 続きを読む
投稿日: 24か月前 投稿者: マーキー
「地球幼年期の終わり」を想起させる面白さ
久しぶりに読んだSFだ。面白かった。地球を「時間封鎖」してしまう「仮定体」について別の方がレビューで「スペースオデッセイ2001(2001年宇宙の旅)」(小説はア... 続きを読む
投稿日: 2009/10/13 投稿者: Max-T
アメリカSFは終わった
ゼロゼロ年代の翻訳SF最高傑作ということで読んだが、まるで陳腐な話だった。
長すぎるし、男の人生なんかに興味ないから。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/5 投稿者: バンパー
ヒューゴー賞受賞作
ヒューゴー賞受賞作品ということで、翻訳前から楽しみにしていた作品。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/30 投稿者: hamachobi
必読
ヒューゴ賞受賞につられて買いましたが、伊達じゃないですね。すばらしい。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/21 投稿者: seriass
万人向けの傑作です
 「ゼロ年代最高の本格SF」という触れ込みは誇張広告ではないです。予想以上に面白くて読んでいる最中何度もブックカバーを見返してしまいました。... 続きを読む
投稿日: 2009/3/14 投稿者: わら
ベテランにもハードSFの初心者にもうってつけ
>ある夜、空から星々が消え、月も消えた。翌朝、太陽は昇ったが、それは贋物だった…。周回軌道上にいた宇宙船が帰還し、乗組員は証言した。地球が一瞬にして暗黒の界面に包... 続きを読む
投稿日: 2009/1/12 投稿者: plumvalley
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