書かれていることはおおむね常識的なことだが、「身体に7日ごとに2日間の休暇がやってくるというパターンを焼きつけることができるわけはない」という指摘や、「煮詰まった時に『逃げる』」場所を用意すべきだという意見、「キャンセルされても時間に穴があかない」スケジュールの組み方など、参考になる部分は多い。ストレスは「夜ふけまで酒を飲んで遊んで」解消するのではなく、睡眠で解消する、というアドバイスを聞いて耳の痛い人も多いのではないだろうか。
本書は大きく6つに章立てされているが、第1章を除く残りの5章は、章のタイトルがそのまま時間活用のヒントになる。「朝、出勤前にできること、すべきこと」「ひとりの時間をフルに活用する」「アフターファイブを自分の時間の『本番』にする方法」「『週末の達人』になる行動のコツ」「移動時間は絶好の勉強タイム」というこれらのタイトルは、われわれが普段有効活用すべき時間がこの5つであるということを示している。知的生産に携わる人には読んでおいて損のない1冊だ。(土井英司)
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そのための時間管理術にはじまり、書斎の確保術、本の収納などテクニカル面まで著者の個性的な処世術の紹介。
忙しくてしょうがないけど何とかならないかしら、と漠然と読むよりは、「わたしは仕事をやりながら○○をやりたい」という明快な目的意識をもって読めば役に立つ本だと思います。
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