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時間はどこで生まれるのか (集英社新書) 新書 – 2006/12

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商品の説明

内容紹介

目からウロコの画期的な時間論、登場!
なぜ過去は変えられないのに、未来は未知であるのか? どうして時間は過去から未来へ流れていると感じられるのか? 相対論や量子力学などの知見を踏まえつつ、素朴な疑問に答える刺激的な時間論。

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ時間は過去から未来に流れるのか。なぜ過去は定まっているのに、未来は未知なのか。相対性理論や量子論などの物理学を踏まえたうえで、こうした素朴な疑問に答える時間論は、これまで殆どなかった。現代物理学の知見を考慮しなかったり、日常の感覚を無視して議論していたためである。本書は、科学が明らかにした時間と空間の本質を基本としながらも、人間が日常的に感じる時間の性質を解き明かそうと試みる。人間的時間と物理学的時間を統合する、目からウロコの画期的な時間論。

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登録情報

  • 新書: 188ページ
  • 出版社: 集英社 (2006/12)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4087203735
  • ISBN-13: 978-4087203738
  • 発売日: 2006/12
  • 商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9 42件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 80,037位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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形式: 新書
イギリスの哲学者マクタガートのA,B,C三系列の時間分類を縦糸とし、相対性理論、量子力学のなかで現れる時間性あるいはエントロピー増大の法則といった知見を横糸として紡ぎながら、ついには「時間の起源」に迫ろうという物語である。

時間のルーツをたどる旅を記述したとも言える本書の内容のうち、時間生成前の導入部は私のような凡人にとって非常に啓発的で興味深いものであった。特に「量子力学的世界では時間を含めた物理量が存在しない」とか、「相対性理論上、時間と空間の関係はちょうど実数と虚数の関係にあたる」などの個所には、無知をさらけ出すようで恥ずかしいが、感心させられた。
ただし、この本のクライマックスである時間生成の段になると、話がだんだんに怪しくなってくる印象を強く持った。すなわち、「自然選択の圧力が、機械から自由意志を持つ存在へと、生命を進化させた。」だとか「生きる意志は進化の過程の中から生まれた」などの記述はフィクションというより著者のメルヘンではないかと思わせるものであった。本書がせっかく「時間の起源」という魅力的な主題に迫っているので、もう少し論を熟成させてから、われわれ凡人に示してほしかった、少し残念な気がする。
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形式: 新書
「時間とは何か」という問いに、これまでありとあらゆる人智が挑んできた。
ある人は哲学の徒として。またある人は物理学の徒として。
本書はこれまですれ違ってきたこれら二つの学問を架橋し、「時間はどこから生まれてくるのか」ということを探求した意欲作・・・になるはずなのだが。

筆者によれば、そもそも量子の世界、つまりミクロの世界には空間も時間も存在しないわけで、時間というのは我々の主観的事実として初めて現れる。ではその主観としての時間はどこで生まれるのか?本書はそれを、万物を支配するエントロピー増大の法則の不可逆性から、無秩序への移行にあらがう生物の「意志」の存在を見出す。

どうも筆者の導き出したこの「意志」の存在という結論、一言で言うなら「意外とふつうやな・・・」といったところだろうか。

僕のような物理科学の門外漢(高校の時19点をたたき出し、そうそうにその道をあきらめました)からすれば、筆者がだしたこの「マクロ世界における時間の生成の秘密」よりも(つまり筆者自身による哲学と物理学を融合した思索よりも)、「ミクロ世界における時空の不在」という、物理学者にとってはきわめて常識的な事実のほうが遙かに魅力的に見えてしまったわけだ。

本書の構成は、20世紀の相対論と量子論の誕生によって「ミ
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形式: 新書 Amazonで購入
著者は、SF作家で相愛大学人文学部教授の橋元淳一郎さん。哲学的な時間論は、相対性理論や量子力学といった最新の科学を反映させていない。そこで本書を著したという。
「本書の目的は、物理学的時間と人間的時間の違いを明確にし、時間の向きや流れはどこから生まれるのか、また過去は変えることができない確定したものであるのに、未来はなぜ未知であるのかというような、時間のもっとも興味深い謎を解こうということにある」(14ページ)とのこと。

まず、相対性理論を取り上げ、そこで扱われている時間は空間と一体のもので、過去から未来へ進む一方的なものではなく、未来から過去へ遡ることもできるということを確認する。
次に量子力学を取り上げる。不確定制限利が支配する量子力学においては、観測しないと粒子の速度を特定できない。つまり、時間が実在しないということになる。
では、われわれが感じる、過去から未来へと進む「時間の矢」がなぜ発生するのか。それには、マクロな物理現象を支配するエントロピーの増大(熱力学第二法則)が関与しているという。

ここまでは予想の範囲だったが、面白いのは「1秒の定義」の下りである。
われわれは「セシウム原子から放出される電磁波の91億9263万1770回の振動を1秒と定義」(57ページ)しているが、量子力学によれ
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形式: 新書
「時間」を把握するに当たって「意思」というものが
前提にあるというのは分かっているが改めて思い知らされた
農耕が始まって「時間」が始まったとの事、
その時期から時間が始まったと著者は言う
それまでは時間がなかったのか?
まあ時間は人間が作ったモノサシであるからそれまではなかったと考えられ
それ以降測ることが出来るものとなったと考えられる

著者も少し書いているが、そうすれば物事の基準というものは
一体なのだろうかと考えさせられた

時間で言うところでは未来、過去の間の現在とは?
一般相対性理論からすると現在と言うのは特定しにくく、
基準となる現在を把握することが出来なくなる
このような観点から「時間」を観測するのは難しいと思える
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