日経BP企画
時間の分子生物学
生物時計や概日周期(サーカディアン・リズム)は古くから知られている。しかし、高等動物でその大きなカギとなる睡眠を筆頭に、まだまだ謎は多い。1999年にテキサス大学の柳沢正史氏らのグループが、ナルコレプシー(過眠症)の原因遺伝子を突き止めるといった画期的な成果を呼び水に、分子生物学の手法を駆使した研究の発展に期待がかかるところだ。
生物時計や概日周期(サーカディアン・リズム)は古くから知られている。しかし、高等動物でその大きなカギとなる睡眠を筆頭に、まだまだ謎は多い。1999年にテキサス大学の柳沢正史氏らのグループが、ナルコレプシー(過眠症)の原因遺伝子を突き止めるといった画期的な成果を呼び水に、分子生物学の手法を駆使した研究の発展に期待がかかるところだ。
本書は、臨床医として睡眠障害の外来を担当する一方で睡眠の基礎研究もこなす著者が、生物時計研究の現状を自らの研究アプローチも織り交ぜつつ紹介したもの。
分子生物学的なアプローチからそこに至る数々の基礎研究まで、現在までの研究の流れを要領よくまとめてある。インドの研究グループがショウジョウバエの概日周期を400世代(何と10年以上!)にもわたって確認したとのエピソードには感動すら覚える。
(日経バイオビジネス 2004/01/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
商品の説明
第20回(2004年) 講談社科学出版賞受賞
出版社/著者からの内容紹介
遺伝子と時計のビミョーな関係!あなたはなぜ眠るのか!?
なぜ午前中は時間の進みが速く感じられるのか。
人間、草木、細菌までが持っている生物時計――その驚異の全貌を明かして、「なぜ眠るのか」という睡眠の謎に挑む!
なぜ午前中は時間の進みが速く感じられるのか。
人間、草木、細菌までが持っている生物時計――その驚異の全貌を明かして、「なぜ眠るのか」という睡眠の謎に挑む!
内容(「BOOK」データベースより)
なぜ午前中は時間の進みが速く感じられるのか。人間、草木、細菌までが持っている生物時計―その驚異の全貌を明かして、「なぜ眠るのか」という睡眠の謎に挑む。
著者からのコメント
本書は、平成16年、講談社出版文化賞・科学出版賞を受賞しました。この賞は、平成15年に、自然科学と科学技術を主なテーマとして、一般向けに刊行された出版物の中から、選考されたものです。読みやすい文体と、研究者ではない方にも、研究の楽しさをわかりやすく伝えられたことを評価して頂きました。是非、お読み下さい。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
粂 和彦
1962年、愛知県生まれ。東京大学医学部卒。同大助手、ハーバード大学・タフツ大学客員研究員を経て、現在、熊本大学発生医学研究センター助教授。専門は分子生物学。生物時計と睡眠のメカニズムを研究。内科医として睡眠障害の診療も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1962年、愛知県生まれ。東京大学医学部卒。同大助手、ハーバード大学・タフツ大学客員研究員を経て、現在、熊本大学発生医学研究センター助教授。専門は分子生物学。生物時計と睡眠のメカニズムを研究。内科医として睡眠障害の診療も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)