MW文庫で3カ月連続刊行の入間人間氏の「時間」をテーマにした短編集です
個人的には研究者としての人生をタイムマシン作成に賭けた主人公の正体とタイムマシンを夢見た友人の目的に驚かされる「未来を待った男」
ドラえもんが自分の仕事をやらせる為に未来の自分を呼びつけて痛い目に遭う「ドラえもんだらけ」を思い切りブラックにアレンジしたような
自分四人による泥棒作戦「ベストオーダー」の二作がお勧めかと思われます
そしてうれしい事に上記の二作には入間人間氏の膨大な作品にきっちりと目を通し続ける熱心なファンを喜ばせるが如く
悪夢のクリスマスを過ごした男や嘘つき女性刑事、ロリコン探偵の名前が次々と登場、おもわずニヤリとさせられます
時間系SFの好きな方、巧みなシェアワールドを展開する入間人間氏のマニアにとっては必読の一冊です