出版社/著者からの内容紹介
自由を主題とするこの学位論文は,ベルクソン(1859-1941)の主要4著作の1で,原題を「意識に直接与えられたものについての試論」という.全てを持続の相の下に眺める,というベルクソンの哲学の基本構想は,深い直観的洞察に裏打ちされた本論文において初めて確立され,絶対形而上学への新たな道を切り開いた.新訳.
内容(「BOOK」データベースより)
ベルクソンの哲学的出発を告げた時間論の古典的名著。「意識に直接与えられた」現実を純粋な時間的持続とみなす立場から、自由の決定論と非決定論の双方を“時間の空間化”として批判した。時間意識の緻密な分析を通して具体的現実の復権と真の自由の顕彰を図った20世紀初頭の思想動向を代表する記念碑的労作である。新訳。