特大号と聞いて期待して買った。
しかし肝心の中身は過去のvol.1〜vol.4のウォッチレビューを切り貼りしただけ。
写真、文章もほぼ同じ。過去の記事を切り貼りしただけだから、載っている情報も古い。
一番大きく変わったのは雑誌の大きさがB5からA4サイズに変わったことか。値段も990円と値上げされている。
手抜き、と言われても仕方がない。まずそこが問題。
肝心のレビューも、通信簿ということで、時計の点数付けが行われているが極めて恣意的だ。
時計に点数をつけ、順位をつける、という作業は一見客観的で、確かに他の雑誌にはない試みである。
しかし、肝心の点数付けは個人の独断に依ってしまっている。
デザインやコストパフォーマンスは評価が主観的になるだけに簡単に点数付けできるものではない。
実際、評価基準は独断的、なんとなくで点数付けされているようにすら見える。
点数付けで唯一客観的なのはリセリューバリュー(中古時の売値/新品の値段)のみ。
だから中古市場が確立されているロレックスの評価がグンと高くなる。
だが時計を相対的に評価しようとすれば、当然恣意的な要素が入る。
評価の方法論としての批判はあるだろうが、これはこれで一つのやり方であり、
この点で自分はこの雑誌を評価してきた。
しかし今は特大号にも関わらず、過去の方法を何も改善させないどころか、コピー&ペーストばかり。
もう一度評価方法やそれぞれの時計のレビューを見直すなど、特大号に相応しいことができたはずである。
やっぱり手抜きなのだ、という確信は強まる。
モノクロや家電批評と同じ恰好をしているが、今回のものは質が低さが目についてしまった。
ただの過去の寄せ集めだ。今まで読んできた読者に対して失礼だ、と思うのだが・・・
今まで自分はvol.1-4まで揃え保存してきただけに、ひどくがっかりしてしまった。