本書冒頭から「時計批評」宣言をしている。メーカーや
広告主には遠慮せず、手加減抜きに評価するとある。
この姿勢は素晴らしいと思う。
今の時代、公に批判することは一種のタブーと
なっているようにさえ思えるからだ。
ただ冒頭の宣言は力強いが、内容的に手ぬるい気がする。
例えば、日本ロレックスでは、多くの時計マニア垂涎の手巻きのデイトナの修理・オーバーホールを
正規ルートではもはや受け付けてもらえないなど、書くべき事は沢山あると思う。
ただ、そうは言っても普通の時計雑誌が書かない点に言及しているものもある。
こういう雑誌がもっと売れて、消費者の厳しい目が
光ってこそ、本当の意味での業界の活性になるのではと思う。
時計ファンなら買うなり目を通すなりしてみて欲しい。
内容的には少し物足りないので3ですが、姿勢を買って+1の評価としました。