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時計を忘れて森へいこう (創元推理文庫)
 
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時計を忘れて森へいこう (創元推理文庫) [文庫]

光原 百合
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

時計を捜して森をさまよう若杉の前に現れた、穏やかで柔らかい声の主。瞳に温かい光を宿すそのひとは、手触りの粗い「事実」という糸から、美しい「真実」を織りあげる名人だった――。心やさしいミステリ連作集。

--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

同級生の謎めいた言葉に翻弄され、担任教師の不可解な態度に胸を痛める翠は、憂いを抱いて清海の森を訪れる。さわやかな風が渡るここには、心の機微を自然のままに見て取る森の護り人が住んでいる。一連の話を材料にその人が丁寧に織りあげた物語を聞いていると、頭上の黒雲にくっきり切れ目が入ったように感じられた。その向こうには、哀しくなるほど美しい青空が覗いていた…。

登録情報

  • 文庫: 330ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2006/6/27)
  • ISBN-10: 4488432026
  • ISBN-13: 978-4488432027
  • 発売日: 2006/6/27
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 491,650位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 優しい癒し系ミステリー, 2002/11/17
高校生の碧が、森のレンジャーさんと、日常的な事件を解決するミステリー。中編と短編の中間くらいの長さの3つの物語が、連作形式で語られます。

北村薫さんの「私」シリーズ以上に、ミステリーとしては弱いですが、人の優しさを感じさせてくれる一冊です。「私」シリーズと比べるとストレートなので、「私」の気取った感じが好みじゃない方でも、この作品なら大丈夫だと思います。

気軽に、人の殺されないミステリーが読みたい方に、オススメです。あ、でも、この本、ハードカバーなので、コストパフォーマンスで考えると、星4つか3.5というところかもしれません。

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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 きらきらと輝くような物語, 2005/4/21
By 
夢追い虫 - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
この本は“加納朋子さんの本が好きな人にはおすすめ”ということですすめてもらった本です。
確かに加納さんに似た、優しい雰囲気があると思いました。
この作品は、大きな意味でジャンル分けをするとミステリーに当てはまるのでしょうが、
ミステリーと呼ぶには物足りないと感じる人もいると思います。
その方々にわかってほしいのは、この本の魅力は謎解きの面白さではないということです。

シークが管理する美しい森。
そこを舞台に描かれる作品自体の雰囲気のよさ・・・これが最大の売りではないでしょうか。
生者と死者、人間と自然、すべてを平等に優しく包み込む護さんがとにかく素敵!
(身近に護さんがいたら私は確実に惚れます)
翠が護さんを大切に思う気持ち、
護さんが自然や人に語りかける言葉の数々は、
胸が苦しくなるほど美しく素直な言葉で綴られています。
その美しい表現の数々を、私は何ヶ所ノートに書き写したのかわかりません。

本当の意味での「癒し」、この本にはそれがあると思います。
きらきらと輝いていて、美しい心の中から素直に溢れてくる言葉・・。
読書をすることの醍醐味を十分に堪能させてくれた作品だと思います。

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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 心を落ち着けたい時に読みたい本, 2003/5/12
初めてこの本を読んだ時、なんとも言えない不思議な気持ちになりました。その不思議さは、至福や爽快感に似たものであり、この本を眺めているだけで、今でもとても心が落ち着きます。この本の魅力は、その不思議な気持ちを何度読んでも失わせないところだと思います。また、表紙の女の子の瞳もとても魅力的で、彼女の表情が物語をすべて語っているような気がします。
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