時空のクロスロードは、
第1巻「ピクニックは終末に」、
第2巻「サマーキャンプは突然に」
第3巻「バースディは永遠に」そして、
「緑の指の女の子」「黄色い瞳の男の子」「赤い心の女の子」「 最終譚 一番列車は朝焼けに」
と続く全7巻のシリーズ物です。本巻はその第一巻。
ストーリー的には、「ピクニックは終末に」だけで完結しています。
現代の高校生が、ウィルスで壊滅したもう一つの街(パラレルワールド)と現代を行き来しながら、葛藤し
つつ戦いしつつ、人はどう生きるべきかを説いている小説です。
といっても説教調の小説ではありません。アクションたっぷり、描写もリアルです。恋も満載。
「こんな恋がしたい!」、「こんな風に生きたい!」と切に思いますが、現実の美しくところだけを都合良
く並べただけのような気もします。それでも読む価値はあります。現実に汚されてしまった大人の心を洗っ
てくれる純粋な水のような小説です。
「ライトノベル」というカテゴリに分類して読まないのはもったいない作品です。