さて、アメリカ発の恐慌が全世界規模にまでなってしまいました。時代はまるで資本論というまさに今の状況にうってつけの書物です。実際に世の中はマルクスが「資本論」で書いたとおりに物事が進んでいっています。資本主義の運動法則を解明したのが「資本論」ですから。最近は「蟹工船」なども読まれているようですが、何故か「資本論」は日本ではドイツほど読まれていないのが現実です。本書を読むことによって「資本論」を読んでみることが肝要です。本書は10講からなっており、現在の貧困、格差を取り扱っています。著者全員がマルクス経済学の皆さんが分担して執筆したものです。「資本論」の通りに世の中がこのまま進むと恐慌は不可避です。巷の「恐慌」などと書かれた本を読むなら本書を読まれることをお薦めします。