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時代との対話 寺島実郎対談集
 
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時代との対話 寺島実郎対談集 [単行本]

寺島 実郎
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

21世紀に入り、先進諸国が力を失う一方で、中国を中心とした新興国が大きく台頭し、「アメリカの一極集中」から「世界の多極化」へと、時代は大きく転換しています。こうした中で、かねてより世界の多極化を見通し、日本の指針を提言していた日本総研会長・寺島実郎氏の発言は注目を集めています。その寺島氏がForbes日本版を中心として9.11以降に行った対談を大幅加筆して収録しています。
激変する世界の中で日本はどうあるべきか、我々はいかに生きるべきか、その指針を浮き彫りにしています。

著者について

財)日本総合研究所会長、多摩大学学長、(株)三井物産戦略研究所会長。1947年北海道生まれ、73年早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了、同年三井物産株式会社入社。調査部、業務部を経て米ブルッキングス研究所に出向。三井物産ワシントン事務所長、三井物産常務執行役員、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授等を歴任。『脳力のレッスン』(岩波書店)、『二十世紀から何を学ぶか』(新潮選書)、『世界を知る力』(PHP新書)ほか著書多数。

登録情報

  • 単行本: 274ページ
  • 出版社: ぎょうせい (2010/3/3)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4324089094
  • ISBN-13: 978-4324089095
  • 発売日: 2010/3/3
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くにたち蟄居日記 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 岩波の雑誌「世界」で著者の連載を楽しみに読んでいることで本書を読む機会となった。

 著者の一番の主張は「米国を通して世界を見るだけでは駄目である」ということだと読んだ。戦後の日本が米国に頼ってきた経緯はしょうがないにしても、その結果として物事の見方が狂ってはいないかという警鐘を鳴らしている。この点で著者を反米であるという見方もあるようだが、それは当たっていないと考える。
 
 例えば、巻末の対談相手である佐藤優が、キリスト教も含めた欧州・ロシアでの経験を土台にしているとしたら、寺島は10年以上滞在したという米国を土台にしている。勿論、自分の土台に対してアンチになる可能性は常にあるが、寺島は決して「米国は駄目だ」とは言っていないのではないか?米国を通じてのみ世界を見るという、日本人の「メガネ」の掛け方に関して、問題提起をしているのだと思う。メガネで物事が良く見えるときもあれば、メガネが曇ってしまい、良く見えないときがあるわけだ。

 大切なのは裸眼なのだろう。僕自身、物理的に視力が悪いこともあり、裸眼のしっかり人は本当に羨ましい。世界を理解しようとする中で、どれだけ裸眼で物事をありのままに見ることが出来るのか。そんな難しいことは僕にはとてもできそうにないのだが。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By dream4ever VINE™ メンバー
形式:単行本
時代との対話 寺島実郎 ぎょうせい 2010

日本総研会長の寺島さん(1947−)と各界識者との対談。対談は2002年から2009年に行われている。雑誌フォーブス、潮、等での企画を加筆

備忘録
アメリカを通じてしか世界を見ない日本
アメリカの正義を世界最強の軍事力で実現してみせるという勢力=ネオコン
Agree to disagree (意見が一致しないことに同意する)態度の重要性
冷戦後の大義の消失(資本主義の国は経済理論的にも人間的にも優れていなければいけないという大義、人材がITや金融、エンターテイメント、プロスポーツに流失)
宮澤喜一の言葉として田原に段階の世代の責任として戦後の総括が出来ていないのは「戦後の自民党の幹部は、ほとんどが追放組(A級戦犯の子分)、使い走りが親分の総括が出来るはずがない」と。
団塊の世代の男(団塊男)はおめでたい。残間
福祉も自助、共助、公助の順番で。堀田
粗にして野だが卑ではない、の美学(城山三郎の石田 禮助に関する著作で)
批判する人間はそれで得をすることは何一つない。佐高
人は権力をもつとすぐに変わる。だから口うるさい人の話を聞くようにしないと、すぐに腐ります。佐高
日本を徹底的に焼き尽くしたのは、戦争に協力したアメリカ自動車業界のために日本をマーケットとして差し出したため。宇沢
毎年約6万人がMBAを取るといわれるアメリカで金融技術だけを教え込まれる。
「一高はリベラルアーツのカレッジである。リベラルアーツは、人類がこれまで残してきた遺産を、学問でも芸術でも、専門を問わず、ただひたすら吸収して一人の人間としての成長を遂げると同時に、その大切な遺産を次の世代の子供たちに伝える、聖なる営みをするところだ。Sacred place(聖なる場所)である。占領というvulgar(世俗的)な目的には使わせない」宇沢の一高時代の安倍能成校長先生が、アメリカ将校が学校の接収に来た際にそう話し、接収されることがなかった。(教育の社会的共通資本論)
説明力のある情報の公開。塩川
ファシズムの危機(悪魔祓いの必要性、動員型ファッショ運動への懸念、民主党疲れの後に想定される)。佐藤
フォーラム神保町における知と価値の再分配。佐藤 (もうお金は要らないから(笑))

序章 知の巨人 大いに語る
   評論家 加藤周一(1919-2008)

1 21世紀初頭という時代
アメリカはどこへ行く/朝日新聞社主筆 船橋洋一(1944-
リーダーに問われる東アジアの視点/東京大学教授 姜尚中(1950-
自らの戦略でアメリカと対峙せよ/東京大学教授 藤原帰一(1956-

2 日本の立ち位置
21世紀の“パラダイム”に転換せよ/早稲田大学教授 榊原英資(1941-
ユーラシア・ダイナミズムとチンギス・ハン/作家 堺屋太(1935-
世界の繁栄なしに、自国の繁栄はない/元国連事務次長 明石康(1931-
他国にも自国と同様の連帯意識を持て/JICA理事長 緒方貞子(1927-
アジアとアメリカを結び、新たな世界観を/ジャーナリスト 田原総一朗(1934-

3 我々が生きる社会
ホリエモンを生んだ団塊世代へ/プロデューサー 残間里江(1950-
視聴率の呪縛とテレビ報道の姿/ジャーナリスト 鳥越俊太(1940-
憲法改正と昭和史の教訓/作家 半藤一利(1930-
自然と共生する新たな価値観/JT生命誌研究館館長 中村桂子(1936-
自分に合う場所で誰もが働ける社会に/さわやか福祉財団理事長、弁護士 堀田力(1934-

4 日本創生のために
真のリーダーに必要なリアリティ/建築家 安藤忠雄(1941-
名経営者は「時代」や「国家」を考える/ジャーナリスト 佐高信(1945-
生身の人間として経済をとらえる/東京大学名誉教授 宇沢弘文(1928-
これからの日本を担う世代へ/元財務相 塩川正十郎(1921-
言われなき悲観論から脱却せよ/新日鐵会長 三村明夫(1940-
宇宙に行って見えた日本の役割/日本科学未来館館長 毛利衛(1948-

5 時代の本質を見抜く
「知的三角測量」で見える時代の深層/作家 佐藤優。(1960-
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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 名無しさん VINE™ メンバー
形式:単行本
この対談本の良いところは、1)寺島先生の海外での直接見聞が満載。2)日本の弱点がわかるだけでなく、「じゃあどうすればいいのか」についてもわかりやすく言及。3)対談相手が豪華。なので、「読もうかどうしようか」と迷ったら即買って読むべし。
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