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時を巡る肖像 (実業之日本社文庫)
 
 

時を巡る肖像 (実業之日本社文庫) [文庫]

柄刀 一
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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時を巡る肖像 (実業之日本社文庫) + 黄昏たゆたい美術館―絵画修復士 御倉瞬介の推理 (実業之日本社文庫)
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商品の説明

内容紹介

キャンバス越しに観察眼が見たものは…

フィレンツェで絵画修復技術を学び、ミケランジェロの天井画の修復工事にも
参加する主人公・御倉瞬介が巻き込まれる、名画に関わる不可解な事件。
世界の文化遺産ともいうべき名画にまつわる、修復されない傷みに隠された
「生と死」の謎を、キャンバス越しに冴えた観察眼で究明していく。
驚愕の、柄刀美術ミステリーの傑作6編を収録する本格推理連作。

内容(「BOOK」データベースより)

フィレンツェで絵画修復技術を学び、ミケランジェロの天井画の修復工事にも参加経験を持つ主人公・御倉瞬介が巻き込まれる、名画に関わる不可解な事件。世界の文化遺産ともいうべき名画にまつわる、修復されない傷みに隠された「生と死」の謎を、キャンバス越しに冴えた観察眼で究明していく。驚愕の、柄刀美術ミステリーの傑作6編を収録する本格推理連作。

登録情報

  • 文庫: 384ページ
  • 出版社: 実業之日本社 (2010/12/4)
  • ISBN-10: 4408550221
  • ISBN-13: 978-4408550220
  • 発売日: 2010/12/4
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 151,738位 (本のベストセラーを見る)
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形式:新書
絵画修復士・御倉瞬介を主人公とした六話を収録した連作短編集。

柄刀氏は本格ミステリー魂が強すぎて、しばしば小説としての出来を少し損なっている。
本作は本格ものももちろんあるが、そうでは無い作品もある。
ジャンル小説色が薄まり、バランスが非常に良い短編集となっている。

ピカソ、フェルメール、モネ、安井曾太郎、デューラーなどの名画に秘められた犯罪や因縁。
それらを思慮深い審美眼をもって理論的に解体していく。
ロマンチストな面もある柄刀氏らしい作品だった。

北森鴻著「深淵のガランス」も絵画修復士を主人公としたミステリーだ。
こちらは絵画の資産価値に起因する暗部や贋作を扱っている。
対比して読むとおもしろいかも。
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By しろぼん トップ500レビュアー
形式:文庫
絵画修復師、御倉瞬介を探偵役にした連作短編集です。

この物語は、瞬介の亡き妻シモーヌの思い出や、忘れ形見の七歳の息子圭介の存在、男性家政婦加護との生活など、風俗部分の描写に重点が置かれている気がします。
ただ、そのために「瞬介」が主役になった文章になっていて、探偵自身の心のもろさや、自信の無さもそのまま描かれているので、そのぶん、
探偵の迫力は弱まってしまうのじゃないかな、という気がしました。
この本の謎の解決は、この作家にしては全体に地味な印象を与えますが、「絵画」という題材にうまく連動していると思います。

シモーヌという女性の人物像が主題になった物語や、圭介少年の母親への気持ちのエピソードなどは、この本には入っていません。
そのため、「この物語はこの本ではまだ完結していない。」という印象を受けました。

この実業之日本社文庫には、作者あとがきや、解説文などがはいっていません。私はそういうものを文庫の楽しみにしているので、それがちょっとさびしい気がしました。
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