「すばるがついに本物のプロバレリーナとしてデビューすることが決まる。
しかも、演目は数あるバレエ作品の中でも至極かつ難解な作品の『ボレロ』」
というのがこの第9巻の内容。
しかし、ボレロの本番自体は次の巻に持ち越されており、今回はボレロ上演までのシステロンの苦悩が中心。
今までシステロンの舞台監督でありながら、影が薄めだったザックの天才ぶりが垣間見られる一方、すばるはその天賦の才から来る弱さを指摘されてしまう。
今まで私はすばるに同じ芸術に生きる人間として憧れと同調を感じていた。ゆえに、正直、今回のすばるへの指摘は現実を突きつけられたようで心が痛い。
すばるには“そんなこと関係ない!!”とはね返してほしいところだが、
これが現実なのかもね……