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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
燃ゆる思いを持つ人が、誰かの思い出になる,
By 風遊 (Saitama,Japan) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 昴-すばる- (CD)
1980年、アリスのメンバーは当時の所属事務所有志とともに、独自のレコード会社“ポリスター”を設立した。 本作はソロとして移籍第1弾アルバムにあたるが、前作『喝采』のダンディズムと共にさらなるスケールアップを感じさせた。
煩悩を振り払うように未明の街を走る「Runnin'On」に始まり、脳裏の悲しい別れを回想する「終着駅」、シャンソン色の強かった前作の余韻を感じる「レテの川」、我が子の誕生を喜び強い成長と飛翔を願う「マイ・ボーイ」、一方で肉親との死別と手元に遺(のこ)った思い出を綴る「玄冬期」「残照」。 そしてアジアで爆発的にヒットしたタイトル曲「昴」でこのアルバムは幕を閉じる。 こうしてみるとあの名曲は、多くの悩みを経験して感謝を知り、子供と親を見送って自分はもう青年のように若くはないが、それでも夢を追って旅立つ人間の物語の一部分であったことを再確認できる。 カラオケでこの曲を選ぶのなら、この事を理解したうえで酒を飲まずに歌うのが筋ではないだろうか。 大人のほろ苦い世界に満ちた1980年発表の名盤を、今新たな高音質CD「SHM-CD」でお楽しみください。
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