10巻の流れを見て、本当にあと一冊で終わるのかと危惧していましたが、個人的に気になる部分を除けばとてもすっきりとした?最終巻でした。
さすがです。
10巻では力一の良さが分からず、なんで三人ものカミサマがそこまで従うのか不明でかなりイライラさせられましたが(笑)11巻で解消されました。
まあ、まんべんなく親分肌ってとこですかね←いい加減
最後まで読んで、この巻の主役である人形師・和記が全巻を通して言っていた「カミサマはどうせ自分のものにはならない」という言葉は、実は巧妙に本心を隠したものだったんだと感じました。
和記が欲しかったのは、本当にカミサマだったのか?
陰陽の対のように、自分と正反対の存在をこそ求めたのではないのか?
今まで真鉄を復活させずにいたのは、真鉄を見るとその主である力一のことも思い出してしまうからだったのだと思いました。
根が深い。
じゃなくて切ない。
人の気持ちというのは本当に難しいもんですね。いままで、和記だけは畳の上で死なせちゃなんねえと思っていましたが・・・。
幸せになってほしいです。
個人的に気になった部分は、阿沙利編で阿沙利がそりゃもうかたくなに彰伊を拒んで嫌っていたから、さぞかしぶっとい絆が力一との間にあるんだろうと思っていたのに10巻ではただ最初に作られたカミサマだった、ということしか読み取れず、11巻でなにか伏線が張られているのかと思っていたんですが、それも特になく・・・・。
一体なんなの?ただの気まぐれ?と感じざるを得ませんでした。
阿沙利が個人的に力一に惚れていたというならまだ分かりましたが。
11巻を読んでから阿沙利編を読み返すと、本当にもう彰伊が気の毒で・・・・。
一番好きなので、とことん幸せになってほしいです。
最後に、志水先生今までお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。