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昭和歌謡大全集
 
 

昭和歌謡大全集 [ハードカバー]

村上 龍
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

夜な夜な集まりカラオケ大会にこうじる若者たちと、名前が一緒というだけで親交を深めるおばさんグループ『ミドリ会』の血と血で洗う抗争。現代の孤独と憂鬱を軽々と吹き飛ばす壮絶な戦いの物語。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

孤独なコンピュータおたくの若者達と、カラオケ好きのおばさんの、際限なき殺し合いを描いた村上龍の最新長篇。

登録情報

  • ハードカバー: 240ページ
  • 出版社: 集英社 (1994/3/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087801209
  • ISBN-13: 978-4087801200
  • 発売日: 1994/3/18
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 743,285位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 無題, 2005/3/11
誰が読んでも楽しめる話ではないが、少なくとも私は大笑いしながら
アっという間に読んでしまった。
オタクとおばさん、という日本にいくらでもいる人たちが
血みどろの抗争を繰り返す。
この本を読み終わった時に、なぜこの小説のような事態が現実に起きない
のか、と不思議になるほどリアルな描写力には参った。
「5分後の世界」や「愛と幻想のファシズム」にも共通する
殺戮シーンや死体の描写など、ファン必読の一冊。
狂人と不細工を書かせたら右に出るものはいない、村上龍。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 名曲のセレクトが巧い!?, 2005/7/1
 映画を見て興味を持ったので読みました。村上龍さんの本はほとんど読んでないので良くわかりませんが、この本には、とってもシニカルでブラックな現実が刷り込まれているのに、笑います。
 ありえない展開なのですか、実は何処かにいそうな若者とおばさん。昭和歌謡を持ってきて、平成ボケ日本を描くとは、なんともにくい作品。
 しかし、映画はなんの捻りもなくただ原作どおりに映像化したんですね。原作の持つパワーには及んでいませんでしたが、カラオケ大会の映像は面白かったなあ。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「半島を出よ」から戻ってきて読むと、また違った感慨です, 2008/1/20
By 
まる・ち (八王子市) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ1000レビュアー)   
 「半島を出よ」から遡って読んだのだが、ヒーローの若かりし頃の外伝エピソードを読んだという気持ちだ。
 そのヒーロー達たるや一筋縄ではいかない社会的な落ちこぼれであり、厄介者である。またそれと対峙する「みどり会」のメンバーもいずれ劣らぬ強者達。これらのキャラクターを生み出した、というか拾い集めたと言いたい作家のセンスにも驚くが、ストーリーの内容にも目が点になること請け合いである。
 二つのグループの復讐行為がどんどんエスカレートする。報復(と言う名の犯罪行為)の準備の過程では、過去の行為を追いかける警察はまったく形無しで、彼らの行動を規制することはできない。最後は主人公達がカタストロフィ的な勝利を収め、また社会の片隅に消えていくのだが、その終わり方も最高に格好良い。事実の目撃者としてカタルシスさえ感じた。作家がこのメンバーを再度活躍させようと考えただけのキャラクター達であった。
 本書を読んで大友克洋「宇宙パトロール・シゲマ」を思い出した。ろくに仕事もしていないような4人の若者が麻雀、宴会の果てにそれぞれの秘密を告白しながら、最後は驚くような事実を見せるというストーリーなのだが、全編のシチュエーションや会話がギャグ満載でシリアスさに欠けるのである。しかしたまたま彼らの行動を追いかけた人間はその結末に驚愕するというストーリーだ。
 壮大さは負けているが「描写は正確で事実に則しているがシリアスさに欠ける若者達」と言う手法や、楽曲のタイトルに引っかける点は共通性を感じた。本作品ではさらに似たもの同士の女性グループを登場させ、両者を競わせた点が秀逸だ。
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