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昭和天皇 (岩波新書)
 
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昭和天皇 (岩波新書) [新書]

原 武史
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

新嘗祭、神武天皇祭など頻繁に行われる宮中祭祀に熱心に出席、「神」への祈りを重ねた昭和天皇。従来ほとんど直視されなかった聖域での儀礼とその意味に、各種史料によって光を当て、皇族間の確執をも視野に入れつつ、その生涯を描き直す。激動の戦前・戦中から戦後の最晩年まで、天皇は一体なぜ、また何を拝み続けたのか―。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

原 武史
1962年、東京に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本経済新聞社に入社、東京社会部記者として昭和天皇の最晩年を取材。東京大学大学院博士課程中退。東京大学社会科学研究所助手、山梨学院大学助教授を経て、明治学院大学教授。専攻は日本政治思想史。著書に『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社選書メチエ、サントリー学芸賞受賞)、『大正天皇』(朝日選書、毎日出版文化賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 228ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2008/1/22)
  • ISBN-10: 400431111X
  • ISBN-13: 978-4004311119
  • 発売日: 2008/1/22
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
気宇壮大 2009/12/6
形式:新書
本書は原氏の試論です。仮説は面白いので、どんな論理展開がされるか期待したのですが、証明する根拠の提示はいまいちでした。「〜であろう」「〜かもしれない」「〜可能性は否定できない」という結語が多すぎるので読み進めるとイライラします。ある政治漫画家が本書の内容や原氏のことを散々非難してますが、祭祀の本質に関する意見の相違以前に、「ちゃんと証明してください」と文句を言いたくなる気持ちもわかります。
ただし、「二・二六事件における天皇」「1970年新嘗祭と三島事件」など、原氏の仮説は十分興味深いです。しかしその内容でも、「昭和天皇」という書名は、よく言えば気宇壮大、悪く言えば夜郎自大なので、最初に「本書は試論である」と十分断ってくれないと筋道が通りませんね。
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23 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 革命人士 トップ500レビュアー
形式:新書
「大正天皇」は鉄道という視点から、新聞などのメディアを通し、それまで静的とされていた大正天皇を快活、新しいもの好きという開明、動的な君主像に書き換える画期的な本だったが、本書は「祭祀王としての昭和天皇」という、あまり前例のない視点を当ててはいるものの、なぜ、戦後も祈り続けたのか明確な答えは明示されていない。「祭祀に熱心だった」という1つの結論は得られるが、真面目な昭和天皇像に1ページを追加するものでしかない。祭祀生活について、十分読ませるものはあり、新書ならこれで十分だとは思うが、原武史ということで「これまでにない昭和天皇像」が出てくるのでは、と期待値がちょっと高かっただけに残念。
このレビューは参考になりましたか?
67 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書|Amazonが確認した購入
 最近話題の本であり、「大正天皇」が新鮮なインパクトを与えてくれたこともあり期待を持って読んだ。確かに、今まで書かれることのなかった天皇と祭祀の関係に視点をおき丁寧な研究を積み上げているのには感服した。貞明皇后との関係についての独自の見解も興味深い。
 だが、天皇研究にエネルギーを注入している割には、著者の天皇の本質に関する理解がひどく浅薄で、ステレオタイプな戦後民主主義教育的理解の範囲を脱していないことを知って失望した。著者は繰り返し、天皇の祈りは皇祖皇宗への祈りを国民のための祈りより優先していると非難し、天皇の三種の神器への拘りに嫌悪感を露にする。この著者は、天皇は国民に選挙されて就任する大統領でもなければ、武力で国民を征服支配する国王でもないと言うことに、どの程度思慮を廻らせているのだろうか?
 天皇が天皇であることのアイデンティティは、何よりも「神」に連なる存在であることに存するのであり、それはローマ法王のアイデンティティが「神に連なること」にあるのと同じだ。「日本国の象徴」というのも、天皇の神と皇祖皇宗への連なりに国民が特別な価値を認めるから象徴たり得るのだということを、著者は理解しない。他のレビューアーの方も指摘しているが、皇祖皇宗への祈りが、同時に天皇の存在を含めた国と国民全体を包括する概念だと言う理解が欠けている。
 天皇にとっての祭祀の意義を否定し、皇祖皇宗への祈りを市井のご先祖様への祈りと同列に見なすのなら、天皇家は国民にとって特別の意味は持たない唯のセレブファミリーに過ぎなくなり、そんなものはこの国には無用の長物だという論理を生んでしまうだろう。
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客観的でわかりやすい
 激動の生涯を送られたと思うぐらいで、この手の本には触れる事も
なかったが、昭和天皇うや皇室の役割りについて知る良い機会となった。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: 三鈴
天皇好きが書いた天皇を否定する本。
 基本的に、昭和天皇は、国民のことなんかどうでもよくて、三種の神器と天皇制の存続が一番大事だったということが言いたい本です。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 岡野秀城
廃止でも存置でもない形骸化を
こういうタイトルの書籍のレビューには必ずや左右両翼からの極論めいたものが目立つが、筆者は天皇制自体「どうでもいい」ものとおもっている。両翼ともの立場から反論を受け... 続きを読む
投稿日: 2010/5/20 投稿者: sonojordan
歴史年代は元号を併記せよ
昭和天皇の宮中祭祀に対する態度から、歴史を読み解くというのは面白い。
だが、この著者の文章は全て西暦で統一されており、大変読みにくい。... 続きを読む
投稿日: 2010/3/1 投稿者: 公太郎
こんなものが評価される事があってはならない
はっきり言ってこんな本は話しにならない。... 続きを読む
投稿日: 2009/10/23 投稿者: 2588
昭和天皇の育った環境
... 続きを読む
投稿日: 2009/3/26 投稿者: びんわ
宮中祭祀を否定するために書かれたトリック本
言葉を費やす時にその言葉の意味を本来の一義的なものから意識的隔離し、多義的な意匠を与えて著者は読者を騙せた気になっているのであろうか?... 続きを読む
投稿日: 2009/1/5 投稿者: 習慣読書人
戦争責任のもう一つの側面
昭和天皇についての著書は数多い。多くは天皇治下の最大の事件であった中国大陸に端を発し太平洋戦争の敗戦に至る大戦との関連で天皇の戦争責任を問うものである。この問題を... 続きを読む
投稿日: 2008/8/28 投稿者: 白河夜舟
単に資料として置いておく価値のある本
出版元が岩波書店であり、著者の出自が「日経新聞」という皇室を金儲けの道具としてしか考えていない株屋のよりどころであってみれば、著者が(評論家仲間等一般人をさんずけ... 続きを読む
投稿日: 2008/6/5 投稿者: 寒月庵
いいですか、みなさん、新嘗祭は日本全国の神社でおこなわれているのですよ、
よく資料を渉猟した司馬遼太郎直系の「〜に違いない史観」による歴史エッセイ本、宮中祭祀に関する簡便な読み物として実に良、類書がありそうででない分野なので今後も残る本... 続きを読む
投稿日: 2008/5/29 投稿者: emir1969
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