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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
少しお急ぎになられたのでは、、?,
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レビュー対象商品: 昭和天皇伝 (単行本)
伊藤先生のご作品としては、少し執筆をお急ぎになられたのでは?という印象があります。昭和天皇という大きな対象をお書きになられるための調査は膨大なものであろうことは十分承知致します。しかし昭和天皇に纏わる多くの記憶を有している多くの世代の国民が現存する時期の総括として、やはり「木目の粗さ」を禁じ得ません。表題に「伝」を敢えて付けられたこととは、その辺りへのご配慮でしょうか。既に出版されている古川氏の優れた著述、次作が待てないほど興奮して読める福田氏の語りとは全く異なるご業績ではありますが、伊藤先生による「大伊藤公」の偉大な著作と比較した際にも、私個人はとして昭和天皇の総括は伊藤先生のご遺作として発表していただきたかった、と思います。
15 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
著者の意気込みは空回りしているのでは?,
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レビュー対象商品: 昭和天皇伝 (単行本)
実は伊藤教授の著書は初めてであり、昭和天皇というテーマ、京大の日本史の先生、発行元が文芸春秋ということで期待していた。最初に”あとがき”を読んだのだが、“日本には欧米のような本格的な伝記はほとんどない””日本に事実に基づいた本格的な伝記が発達していない”は良いが、“日本の政治が二流であり”という表現には歴史学者のコメントとして不安を覚えた。 通読してこの不安は当っており私としては本書に首をひねらざるを得なかった。 他の評者も書かれているが、史実で目新しいものはない。確実な資料に基づくという触れ込みだが、資料の読み込みで説得力あるイマジネーション、あるいは洞察を加えたというようにも感じられなかった。 むしろ(他の評者が指摘されているが)、他の歴史学者、著者の解釈への感情的、攻撃的ともいえるような指摘は一体何なのだろう。 日米開戦という事象に関しても、例えば9月6日の御前会議については詳細な検討もなく、広い意味での政治史としての叙述としてはいかがなものか? “伝記”を書く場合、対象人物のすべてはわからないが、“コアはわかった”、“手は握れた、という位のところまではわかった”。。というところまで調べる、理解することが必要だと思うが、どうもそこまでいってないような気がする。 また日本にも政治関係の評伝としては、岡義武あるいは萩原延寿らのすぐれたものもあることを付記しておきたい。
13 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
膨大な量の資料を読みこなした上で、極めて公正な立場から書かれた昭和史の本です,
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レビュー対象商品: 昭和天皇伝 (単行本)
膨大な量の資料を読みこなした上で、極めて公正な立場から書かれた昭和史の本です。半藤一利、児島襄などの著作を一通り読んだ人におすすめの本だと思います。
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