とても楽しいアルバムです。「モロやがな。わはは」「なんでやねん。わはは」と一人部屋でつぶやきつつ、終始笑いながらこのアルバムを楽しみました。
何が「モロ」かと言いますと、曲のアレンジに使われているハードロック(タイトルは「昭和をメタル」ですが、使われている原曲の割合からいくと、アルバムは全体的にはどちらかと言えば「昭和をハードロック」という感じに仕上がっています)が、こんなに「そのまんま」で大丈夫なんだろうか思えるほど「モロ」なのです。
そしてこれがまた「なんでやねん」と笑ってしまうぐらい昭和の名曲達とマッチしているのです。個人的には特に「夢芝居」に大笑いしました。「あれ?これはそのままの『夢芝居』なのかな?」と思って聞いていると、まさかそうくるとは…。
このアルバムはメタルやハードロックの前知識がなくても、あの時代を生き、あの時代の名曲を共有した方ならば大いに楽しめると思いますし、あの時代を生きていない方でも曲自体が素晴らしくアレンジも楽しいので十分に楽しめると思いますが、私のようにメタルやハードロックとセットであの時代の名曲をリアルタイムで味わった方は、きっと大笑いしながらこのアルバムを聴くことになるでしょう(私の場合一部リアルタイムで聴いた訳ではない曲もありますが)。
また、このアルバムで楽しさ以外の感覚を覚えることもあるかもしれません。
私は一通り聴いて大笑いした後、「昭和は本当に名曲が多かったんだなぁ」とちょっとしみじみ感じてしまいました。
とにかく、そんな感慨に少し浸りつつ、「シリーズ化しないかなぁ」と思えるぐらい楽しいアルバムでした。
おすすめです。
ボーカルの冠さんが恐ろしくカッコ良く写ったジャケット写真も付いていますよ。
(ちなみに本作収録の「どうにもとまらない」はSkombのライブDVDでも見ることが出来ます。興味のある方はそちらもどうぞ)