内容紹介
作者自身が、一番好きな主人公と語る吉川英治賞作家の自信作最新刊!
柳森神社で発見された足袋 問屋内儀と手代の心中死体。事件の背後で悪が哄笑する。
田宮流抜刀術の達人で三味線の名手矢内栄次郎は致命的な欠点を持つ。矢内家の血とも言うべきお節介病がそれである。
それ故事件を自ら招いてしまう。一つは柳森神社の心中事件。もう一つは、稀代の名人と評判の新内語り春蝶が何者かに
襲われ、命を狙われたのだ。二つの事件はどんな関係があるのか? 迷路の如く錯綜する真相……
◆ 著者について
小杉健治 こすぎ・けんじ
“時代小説が書きたくて小説家を志した”と言う氏の面目を十二分に発揮した<栄次郎江戸暦>シリーズは、確実に大人の読者を魅了し、
人気を不動のものにしている。1983年『原島弁護士の処置』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。87年『絆』で推理作家協会賞、89年
『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。
1947年、東京に生まれる。
◆ 小杉健治 好評既刊
栄次郎江戸暦シリーズ
『 栄次郎江戸暦 浮世唄三味線侍 』
『 間合い 栄次郎江戸暦2 』
『 見切り 栄次郎江戸暦3 』
『 残心 栄次郎江戸暦4 』
『 なみだ旅 栄次郎江戸暦5 』
( いずれも二見書房 時代小説文庫 )
内容(「BOOK」データベースより)
田宮流抜刀術の達人で三味線の名手矢内栄次郎は致命的な欠点を持つ。矢内家の血とも言うべきお節介病がそれである。それ故事件を自ら招いてしまう。一つは柳森神社の心中事件。もう一つは、稀代の名人と評判の新内語り春蝶が何者かに襲われ、命を狙われたのだ。二つの事件はどんな関係があるのか?迷路の如く錯綜する真相…。