本書では、春夏秋冬という4つの季節ごとの健康管理において、その季節に
応じた健康管理や食事や運動で重要なことをまとめているため、大きく4つ
の章立ての本となっている。
4つの季節ごとに分類されてはいるが、しかし、その根底には、「体温を高
めることが健康管理につながる」という強い信念が底通している。
というのも、「ガン細胞は35度で一番増殖し、40度以上で死滅する」、
「体温が1度上昇すると、抵抗力は数倍高まる」、「体温が1度下がると、
代謝が12%落ちる」等の記述を何回か繰り返し、ゆえに、体温を高めることが
万病の予防につながる、という筆者の一貫した主張に説得性を持たせている。
したがって、読み進めるごとに、体温が健康において果たす役割の大きさを
感じる構成になっている。
また、具体的に温泉や岩盤浴、適度な運動、さらには食事、漢方で体温を
高める力のあるものを紹介してくれていることも、すぐに実践できること
につながり、嬉しい。それらも4つの季節ごとに繰り返されるので、頭にも
定着しやすい。文体も読みやすく、おすすめできる本である。