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春を背負って
 
 

春を背負って [単行本]

笹本 稜平
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

長嶺亨は脱サラをして父親の山小屋を継いだ。父をなくしたOL、84歳のクライマー、7歳の女の子、ホームレスのゴロさん…美しい自然に囲まれたこの山小屋には、悩める人を再生する不思議な力があった。傑作山岳小説『還るべき場所』の作者が描く登山の魅力。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

笹本 稜平
1951年、千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。2001年「時の渚」で第十八回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。2004年、『太平洋の薔薇』で第六回大藪春彦賞を受賞。警察小説のほか、壮大なスケールの冒険小説を構築する作家として高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 301ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2011/05)
  • ISBN-10: 4163805508
  • ISBN-13: 978-4163805504
  • 発売日: 2011/05
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 139,714位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By コーキ トップ1000レビュアー
著者の山岳小説は、『還るべき場所』、『未踏峰』などがあり、『還るべき場所』は圧倒的な迫力の山岳小説、『未踏峰』はヒマラヤ登頂を目指す話だったのに対して、本書は山小屋の主人という異なった視点で描かれていた。

今までの作品では、「登山を通した主人公たちの成長」に重点がおかれていたのだが、今回は「登山を通した人と人との触れ合い」が中心だったので、過去の作品とは違った意味で楽しめた。

物語は、山小屋を経営しながら直面する問題に対処していく流れになっており、6つの短編に分かれていて読みやすかった。どの話もきれいにまとまっていたのだが、逆にきれいにまとまりすぎていた気がするので、もう少し予想外の展開がほしかった。

最後も終わり方も続編を期待させるような感じだったので、次回作にも期待したい。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
短編が一つのストーリーを構成している山岳小説で楽しめます。
山小屋の生活は過酷ですが、下界とは違った人間ドラマがあり
ます。ストーリーの中にオカルトっぽい演出やミステリーも含
まれていて飽きさせません。
ただ、いくらかご都合主義が多いかなと感じます。遭難者の
美由紀があっさり山小屋で住み込みで働くようなったり、ゴロ
さんが脳梗塞で倒れた時、たまたま民宿に医者の客が泊って
いたりするのは何か出来すぎの感じです。
全体のトーンとしては、生きる意味を考えるには、山は絶好の
環境であることを再認識しました。山にいると俗世間のくだら
ない悩みからは解放されることはよくあります。
まあ、人と争って何ぼの世界で生きている人は山登りがオススメ
です。
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