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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
なかなか‥,
By
レビュー対象商品: 春の雪 [DVD] (DVD)
原作をさんざん読んだ上で観ました。宣伝をみたときは全く期待していなかったのですが、映像の美しさも、俳優の演技も、思ったよりずっとよかったと思います。 ただ細かい部分はやはり原作と違って、犬の屍骸を発見する場面など、聡子の性格を示す上で非常に重要な部分が変えられており、三島氏の描く「女性像」という物がきちんと表現されていなかったように思います。また「この世では(もう清顕には)会わない」と尋常ならぬ決心で剃髪したはずの聡子が、最後すすり泣いてしまう場面など、かなり残念な部分もありました。 しかしまあよくあの作品を「映画」という形でここまでまとめたものだと思いますので、概ね評価できるのではないでしょうか。 原作を読んでおられない方に是非お伝えしたいのですが、この作品は2巻、3巻と読み進めていくと、副主人公であった本多の存在が大きくなってゆきます。本多はこの後歳を取り、精神的にも肉体的にもどんどん醜くなります。この作品において一番重要なのは、その本多の醜さと、それぞれの話の中で輝いて生きる主人公との対比によって、美しさとは如何なるものかということを明らかにしているところにあります。そのような観点から見ると、最後若い純粋な友情から、本多が清顕と聡子の面会を嘆願する場面は非常に感動的に思えます。 難解な言葉が多く、量も多いので、読破するには非常に骨が折れますが、素晴らしい作品ですので、この映画をご覧になり興味をもたれたら、是非原作も読まれることをおすすめします。
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
三島作品の映像化としてまずは成功か,
By かんすけ (東京都調布市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 春の雪 [DVD] (DVD)
三島由紀夫の小説「豊饒の海」四部作「春の雪」を映画版。行定監督は三島由紀夫晩年の名作をよく映像化できたと思う。キャストも実に良い演技をし、主演の竹内、妻夫木もよく聡子と清顕の心の機微をよく表現していたと思う。 しかし聡子を演じた竹内裕子だが、よく演技していたのだが原作との年齢差やその他の要因で多少の違和感を感じたのも事実である。 もともと繊細な作品だけにちょっとしたことで違和感が生じてしまうだけに難しいところだ。 さて、音楽は日本を代表するクラシック音楽、現代音楽の作曲家 岩代太郎が作曲したが全体的に素晴らしいものとなっている。 作品全体に仄暗い「雅」が透徹されており、映画を引き立てている。 過去にも映画化、ドラマ化されたが平成の「春の雪」としては上出来ではなかろうか。
32 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
邦画のよさ,
By 観る読む "読む観る" (京都府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 春の雪 [DVD] (DVD)
内容云々より、映像が美しくそれだけでも充分観れる映画でした。日本映画の清らかさを味わえた、そんな感想を持ちました。まず、主役二人の清潔感がよかったと思います。ともすれば、ドロドロになりそうなところなのに、そうならず、逆に潔癖な印象すら受けました。屈折した妻夫木聡演じる清顕が、本当に欲しいものに気付くにつれて、次第に人間らしい感情を表に出すようになっていったところが、特に印象的でした。竹内結子も文句なしに綺麗。大正時代の貴族の華やかな生活模様や、日本の美しい風景。美しい日本の姿を感じさせてくれるよい映画でした。こういう清らかな邦画が観たかったので、満足できました。
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5つ星のうち 1.0
行定監督?
行定氏が女優を撮らせたら一流なことは確かに認めます。 ただ映画として成立していない。 お金のかかったPVでしかない。... 続きを読む
投稿日: 14日前 投稿者: 慶次
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