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最も参考になったカスタマーレビュー
20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
せっかくの良作なのに・・・。,
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レビュー対象商品: 春から夏、やがて冬 (単行本)
強烈な代表作を持つ作家が新作を発表すると、販促コピーに必ず問題が発生する。 今作も典型的な失敗を犯した。 「葉桜」「最後5ページで・・・」。 書いてはいけない。書いてほしくなかった・・・。 安易なお化け屋敷のつもりか! 情報を開示し、身構えて読ませることで、今作の 読中感・読後感は半減、いや80%減してしまった。 「葉桜」で受けた衝撃というか、騙され感は確かに 素晴らしかったが、販促のために強要するイメージの 植え付けには辟易した。 作品そのものを素直に、何の事前情報をも持たずに 読みたかった。 内容はというと、絶望感・寂寥感、そしてこの、 本質的な救済になりえるのかといった終盤は唸らされる。 平田の境遇、小瀬木の独白には、こじつけ感も否めないのだが、 どちらに転んでもまっ暗闇の今作の世界、皮肉な献身、 人物像の描き方等、先入観がなければ及第点であるのは確実。 分析独白ではなく、他の手法で、平田自身がその可能性を 知りえるという結末であったなら、★5にもなりえただろう。 その瞬間の平田の反応こそが、この作品のクライマックス。 「容疑者X」にも通ずるやりきれない読後感が完成する。 ますみの、表面的な言動からでは予測不能な顛末も 深みのある背景がもっと欲しかったな。 出版社の方々、クソコピーのせいで、作品そのものの 評価を落としかねないことを肝に銘じて、今後は 出版してもらいたいことを切に願う。 帯を見るなといっても無理だし、作品そのものの レベルは高いのだから・・。
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
“絶望”と“救済(?)”のミステリー,
By nonmart (山口県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 春から夏、やがて冬 (単行本)
「ラスト5ページで世界が反転する!」これが帯の表の謳い文句。確かにその通りの内容だが、少しミスリーディング。 この謳い文句だと、たとえば『絶望ノート』のような『葉桜』路線の作品を どうしても想像してしまう。実際は、その下に添えられた 「……“絶望”と“救済”のミステリー」の方が本書の内容を良く現している。 もっとも、本書から“救済”を読み取れるかも、本書が”ミステリー”なのかも微妙だが。 「歌野晶午」というと(最近は「密室殺人ゲーム」シリーズの印象も強いが) 「葉桜」の印象があまりに鮮烈なため冒頭のような煽り文句になったのであろうが、 実際は、「世界の終わり……』の路線に近い。 自分が無意識のうちに確固たるものと信じていた世界が崩壊していく物語。 本書ではラストでの「世界の反転」も、主人公の悲劇性を高めているだけなのである (したがって、『葉桜』や『絶望ノート』のような「ダマされる快感」とは無縁です。念の為)。 私事だが、自分も高校生の娘と妻がいるので大変身につまされた。 この路線を「ミステリー」と呼べるのか分からないし、ミステリーである必要もないと思うが、 私のようなものでも“救済”を読み取れる物語であれば五つ星。
5つ星のうち 4.0
物語全体的に絶望感が漂っているのだが、それでも全体的に暗い印象はなく読みやすかった,
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レビュー対象商品: 春から夏、やがて冬 (単行本)
娘を事故で亡くし、そのショックで妻にも先立たれたスーパーの保安責任の男の絶望と救済を描いた物語。物語全体的に絶望感が漂っているのだが、それでも全体的に暗い印象はなく非常に読みやすかったし、まさかの展開が待ち受けていたので最後まで楽しめた。 あまり書くとネタばれになってしまうので触れられないが、最後まで心に悲しさが残る結末だった。
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5つ星のうち 1.0
何だかわからない。
新聞の書評を参考に読みました。 私の様な50の坂を登った者にとっては、 知っている、聞いた事がある話でした。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: はな
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