「戦国大合戦」、「オトナ帝国」が凄まじくおもしろかったので、さすがにそれは越せないだろうなぁ、なんて思っていたら、越してしまったもんだからビックリ。
「オトナ帝国」は大人の方が楽しめる映画になっていましたが、この映画は「みんなが見れる」映画になっています。
元々の年代層の小さい子達も、笑えて泣ける、傑作です。
この映画の凄いところは、前作以上にしんのすけを成長させていること。
前半、又兵衛の兄弟、父親の死を聞かされたしんのすけは、「ふ-ん」としか答えません。それは、まだしんのすけが「死」と直面していなかったから。
前半そっけない態度をとっていたしんのすけは、後半、その意味を知ります。
それは、しんのすけにとって大きな財産となって、「男同士のお約束」を思い出します。
今、「命」を軽く扱う時代だからこそ、子供達の目にはとても魅力的に見えたのでしょう。子供達の熱いまなざしが映画館のスクリ-ンに注がれていたのを、今でも覚えています。
ラブスト-リ-的展開は、まだ小さい子達には少し良く分からなかったかもしれないけど、「守りたいものがある」という又兵衛の思いは、伝わるはずです。
そんな深いテ-マを込めながら、いつも通りのギャグレベル、最高です(笑
大いに笑って泣ける、傑作中の傑作です。