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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
映画好きに贈る映画料金の裏話が詰まっていました,
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レビュー対象商品: 映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか? (単行本)
映画ジャーナリストの斉藤守彦さんによる「映画料金の変遷史」のような内容でした。第1章で書かれているように「1800円は、他の娯楽と比べても高すぎます」というのが一般的な意見だと集約しています。この意見は映画の内容によるという前提ですが、平均入場料金が1214円ということで、そのあたりの値段が妥当だとすると本書のタイトルに行き当たります。 「製作」が投下した資金を「配給」「興行」が同じ財布に入れてしまうのが問題だ、と指摘しています。「映画と言う商品は確たる卸価格が存在せず、市場状況や興行環境あるいは配給、興行、どちらかの意向によって、この卸価格が変動するケースもある」と書かれています。いわばどんぶり勘定が今も生きている業界だということでした。 シネコン全盛ですが、人件費やテナント料はシネコン経営者にとって重要な問題であるのは当然として、後日レンタルで安く借りられるのに高い正規料金で見せる現在のシステムは果たして良いのかは、筆者だけでなく映画ファン共通の認識でしょう。 映画館の経営論としても面白いでしょうし、映画産業の流通過程の問題の指摘だと捉えてもよいでしょう。 映画全盛だった1960年前後から1970年代にかけて、映画人口の減少を料金値上げという形で補ってきたことを丹念に追い求めています。その年のスクリーン数と入場者数、窓口入場料金、平均入場料金、1館あたりの興行収入の割合の変化がそれを物語っていました。 映画料金がカルテルで決められているような具体例も披露してあります。映画ジャーナリストとしての良心とそこで仕事をする限界とが垣間見られる記述部分でした。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
数字を基調としたアプローチ,
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レビュー対象商品: 映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか? (単行本)
この本を読んで、日本の映画料金と興行収入の関係性が非常によくわかった。他力本願(ハリウッドやテレビ局、外部製作会社頼り)の映画興行界が努力を怠り、値上げで帳尻を合わせており、それもそろそろ限界に来つつあることを。考えてみれば、映画そのものもそうだが、トーキー、カラー、ワイドスクリーン、ステレオ音響、シネコン、3Dなど全てアメリカからの輸入サービスである。映画興業史上、日本で生み出された画期的なサービスはない(まるで今のIT業界のサービスみたいだが)。 この著者のような数字を基調としたアプローチは貴重である。今後も同様の書籍をどんどん著して欲しい。
14 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
ひどい,
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レビュー対象商品: 映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか? (単行本)
これは…酷いです笑 私にも問題があるのかもしれませんが、正直、著者が何を問題視したかったのかすら分からないです。 冒頭に堂々と「映画は高すぎる」「当日窓口料金を値下げすべし」と言っておきながら、何ページか後には「産業構造上、値下げは良くない」と。 はたまた、「映画館のサービス業という認識の欠如」とか、「コンテンツではなく映画館という場所でマーケティングを」とか。 冒頭の主張はどこへやら、値下げをする方法を考えずに話は進みます。 論の進め方もはっきりしないし、 そもそも、”映画は高いの?高くないの?安くするべきだと思ってるの?思ってないの?”と、頭の中「?」マークだらけ。 あと、強く言いたいのが、図表が一切無いこと。 「このデータを…」と言うなら、簡単なグラフぐらいだせ、と。 何ページもたらたら文章のようにデータを書かれるとイライラします。 読む気にもならないし。 編集の段階で、誰も指摘しなかったんでしょうか。 本当に理解に苦しみます。 私は定価で買わなかったから耐えられましたが、定価で買っていたら破り捨ててたと思います笑
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