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映画長話 (真夜中BOOKS)
 
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映画長話 (真夜中BOOKS) [単行本(ソフトカバー)]

蓮實 重彦 , 黒沢 清 , 青山 真治
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,995 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

「アバター」から「小津」まで、
3 人の映画への愛が交差する超豪華鼎談会。
雑誌「真夜中」で話題の鼎談が、ついに単行本化。映画ファン必携。

幾多の映画監督を輩出し「立教ヌーヴェルバーグ」と称された、
日本映画の流れを作り出した伝説の授業。
その教師と学生が時を経て「真夜中」に集い語りあった。

映画時評から映画監督としての悩み相談まで、
ゆるやかに、そして熱のこもった話は尽きない。
映画を語ること、それを読むことのたまらない魅惑。
21世紀版『映画千夜一夜』!

内容(「BOOK」データベースより)

きわめて真剣、かつ軽やかで愉快な言葉のかたわらに、映画の現在に迫る根源的な問いが投げかけられる。「武装解除」の歓び。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 346ページ
  • 出版社: リトル・モア (2011/8/8)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4898153135
  • ISBN-13: 978-4898153130
  • 発売日: 2011/8/8
  • 商品の寸法: 19.3 x 12.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 95,856位 (本のベストセラーを見る)
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By モワノンプリュ VINE™ メンバー
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 蓮實はしばしば、映画に関する自分の書き物をアジテーションと特徴づけますが、この鼎談もそのように考えた方がいいでしょう。ただしアジテーションというより、読者の嫉妬心を煽り立てようとしていると言ったほうが正確かもしれませんが……
 ここには映画をネタに語られる人生も社会問題もありません。撮影や俳優の裏話みたいなものも、ゼロとまでは言いませんが、ま、ゼロと言って良い。そもそも、そんなものを期待してこの本を読む人間はいないでしょうけど。
 要するにこの本には何が書いてあるのかと聞かれたら、イーストウッドを観ろ、スピルバーグを観ろ、ゴダールは当然観ろ、え? まさかストローブ・ユイレを観てないなんて言わないだろうね、ソクーロフはやっぱり凄いし、ロメールやシャブロルを忘れることは許されない、タランティーノを観ずして今を生きているとは言えまい、何はさておいても候孝賢は観ておけ、オリヴェイラを観るのは大前提、カラックスの途方もなさに触れずして道を説くなよ、スコリモフスキを観たことないのはモグリだし、ウェス・アンダーソンを観ないのは犯罪に等しい、云々。極言すれば、とりあえず本書の270頁、271頁を読んで、あとは直にブツに当たればいいワケです。
 ただし誤解のないように言い添えますが(そんな誤解をする人は、たぶん何を言ったってこの本を読まないでしょうが)、著者たちは説教しているのではありませんよ。この著者たちはもっと冷酷というか、ハードボイルドです。「鼎談」という言葉が誤解を招くかもしれませんが、この著者たちはテーブルを囲み、鼻突き合せて話し込んでいるのではないのです。この3人は実はスクリーンに向かって横並びになって、スクリーンを見ている者にだけ理解できる言葉で話しているのです。で、読者の方には時々チラリと、「ねっ?」というように目配せするだけなのです。この「愛の連帯」に嫉妬する者は、飛んで火に入る夏の虫、という次第です。
 この本そのものが一つの「活劇」だと私は思うのですが、この言い方、共感していただけるでしょうか?
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