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映画篇
 
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映画篇 [単行本]

金城 一紀
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (42件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

物語の力が弾ける傑作!!
笑いと感動で胸が温かくなる傑作ぞろいの作品集。『ローマの休日』『太陽がいっぱい』など不朽の名作をモチーフに、映画がきっかけで出会った人々の友情や愛を描く。

内容(「BOOK」データベースより)

友情、正義、ロマンス、復讐、そして、笑いと感動―。五つの物語の力が、あなたを救う。今すぐ映画が見たくなる。今すぐ誰かに読ませたくなる。笑いと涙と感動が詰まった、完全無欠のエンターテインメント!書き下ろし最新小説集。

登録情報

  • 単行本: 368ページ
  • 出版社: 集英社 (2007/7/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087753808
  • ISBN-13: 978-4087753806
  • 発売日: 2007/7/26
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (42件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 164,547位 (本のベストセラーを見る)
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47 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hide-bon トップ100レビュアー
形式:単行本
 いい!すごくいい!金城一紀の新作は、何よりもまず一映画ファンとして喝采と賞賛を送りたくなる快作だ。小説の世界で、映画や音楽のタイトルで綴られた連作集というのは稀に見られる。その中にはその題名のみを借用して“映画”や“音楽”について殆ど語られない犯罪的なケースもあるのだが(笑)、今作はタイトルとして使われている5つの映画がその物語に密接に関わり、しかも最後にはメビウスの輪の如く連環していくのが嬉しい。しかも、ここで描かれているのは、友情であり、心優しさであり、純粋さであり、切なさであり、そしてもちろん愛である。これって、まるで“映画”そのものじゃないか!金城版「帰らざる日々」の様な、しかし、こちらのラストは、“リプリーが生き残るような”ハッピー・エンドな「太陽がいっぱい」のノスタルジックでセンチメンタルなムードに胸が熱くなり、「ドラゴン怒りの鉄拳」での映画マニアのビデオ店員の優しさに心打たれ、「フランキーとジェニー」の主人公ふたりの若さゆえの脆さと鬱屈感の先に見える切なさと痛みと男気に泣き、「ペイルライダー」の片親の子供の淋しさと健気さと黒いライダーの映画的HEROぶりに心ふるえ、「ローマの休日」の気恥ずかしくなるような一途さに思わず微笑んでしまう。全編映画への愛で貫かれた今作の中で、唯一コケにされ続けた映画が果たしてどんなジャンルのモノであったか、筆者への共感を感じつつ、映画ファンは必読の1冊と言っておきたい。
このレビューは参考になりましたか?
30 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By _0x0_
形式:単行本
金城さんは映画をものすごく観ている、だけでなく、
映画をものすごく愛しているんだってのを、深く感じさせる作品たちです。
登場人物の一人が言う「映画を批評するようになってしまうのでなく、映画を楽しみたい」
という思いは何より金城さんの本音なのかもしれません。
登場する96本の映画をスタッフが片っ端から観てレビューを書くという企画が
集英社の公式サイトで行われていますが、どの映画も是非とも自分で観たい欲求がわいてきます。

5つの中編はあちこちリンクしていますが、全体を通して一つの物語が浮かぶというよりは
一つの出来事がそれぞれの人生のどんな1ページだったか、という多面的なものに感じられます。
私は最後の話「愛の泉」が最も好きでした。
これを読んでから改めて内表紙を見ると、じんわりと胸が熱くなります。

この夏一番読んでよかったと思った本でした。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この本、すごい!
ひさしぶりに“泣き笑い”という感情に浸りました。
まわり道をしながら歩み寄った2人の友情、不器用な初恋、傷つきながら知った家族愛・・・。
短編全5作で構成される一冊。最初の4作品すべてに出てくるキーワード
“区民会館で無料上映された『ローマの休日』”は、実はある一家の子供たちが集まって、ゴットファーザーならぬ 偉大なおばあちゃんを励ますために企画した映画上映だった。

核家族では味わえない、親戚や いとこを含めた大きな家族の大きな愛に、本気で涙しました。
一家の長に君臨する偉大なるおばあちゃんの初恋は、死んだおじいちゃん。二人の出会いは7歳の疎開先。その9年後、奇跡のような方法でおばあちゃんを探し当てたおじいちゃん。
『“準備のできていない人間の前では、好きな人は転ばない”という運命の方程式は、どの時代も変わらない。』
ロマンチックだけでは終わらない、太く深い愛情に心の奥をわしづかみされた感覚です。
最後の5作品目を読むためにも、とにかくとにかく全部読んでください。おすすめです。
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最近のカスタマーレビュー
「ローマの休日」をKEYにした群像劇。ラストが秀逸。
金城作品は面白いのだが、ボリュームが少なく物足りない感があった.本作は名作映画をタイトルにした短編が絡み合う群像劇で読み応えがある.とくにラストの「藍の泉」は金城... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: kirin70
現実よ、物語の力にひれ伏せ。(本の帯についていたキャッチコピー)
金城一紀さんの作品を一貫して大好きなのは、どんな物語であっても主人公(高校生だったり元殺し屋だったり、サラリーマンだったりするけど)が、クソみたいな現実の中でシニ... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: amz292
泣かせる本
レヴォリューションNo,3から、金城さんの小説が好きになって、とうとうここまで来てしまいましたか。
凄いよね こんな文章力あんのさ... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: elle
映画を愛する
作者の映画ファンぶりが此見よがしに伝わってきた。映画館に行くと誰もが感じるであろう興奮と期待感を巧みな描写で小説の登場人物に語らせている。また、映画要素を抜いても... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: hans24
おおっと
短編集だけど、以前の作品(SPEED)と繋がる部分があったり、短編集の中での共通する部分があったり、読み返しながら読んでいました。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: Gなか
フィーリングにあう
 久々の金城一紀。在日朝鮮人とか、ブルース・リーがやけに出てくるあたり相変わらずだな、と。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: jinya
中表紙のポスター。
「愛の泉」を読んでいて、
終盤は涙が止まらなかったです。

大好きなおばあちゃんのために
孫たちががんばる姿。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: shigekey
おばちゃんと少年
切ないけど、どこか笑える。全てのストーリーが素敵で忘れられない一冊です。
ローマの休日というのもいいですね。
投稿日: 22か月前 投稿者: Miyuki
発想はすごくいいが・・・
金城氏の小説は初めてです。... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: シュナコ
金城作品が好きな人もそうでない人もぜひ読んでもらいたい!
作者の「映画」に込めた思いを作品にしたもので、これでもかっていうほど、映画が登場し、私はあまり映画に詳しくないので作品名を出されても、あまりピンとこなかったですが... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: ユカリンゴー
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