今号で、個人的に一番の注目は『辻真先インタビュー』です。
新作日本映画『狂気の海』公開につき、その発想の元となった「サイボーグ009」(ファーストモノクロシリーズ)第16話『太平洋の亡霊』を中心に、脚本を書いた辻真先にインタビュー。
他の映画雑誌も、ちゃんとこの件にクローズアップしているのでしょうか。
私自身も、憶えておりませんが、他のエピソードと比べなくても『異色の作品』です。
メッセージ色の濃い反戦の話で、憲法第九条まで画面に流れます。
そして、「三國連太郎インタビュー」(85歳)「飢餓海峡」「異母兄弟」「三たびの海峡」「神々の深き欲望」の日本映画専門チャンネル放映にあわせて。
M・ナイト・シャマランの新作『ハプニング』情報、藤谷文子×オーケン対談、などです。
それと、毎号読むたびに憂鬱になってくる「封印作品の憂鬱」第7回「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」。
円谷プロの内部事情、同族経営の話に言及。
この記事だけを鵜呑みにすることは出来ませんが、円谷プロの作品以外のことが話題になったのは、先日の身売りの件くらいで、それ以外はまず無かったですよね。
自分としても、ここ数年のことです。
いずれにしても、いい作品をたくさん作れる環境になるよう祈ります。
(その意味では「東映」が羨ましい)
本当のメインの特集は、『映画は冒険だ!!』空へ!海へ!宇宙へ!007もランボーも、特選映画100本ノック!
インディ・ジョーンズ3部作+新作だけでなく、様々なアドベンチャー映画を特集。
もうひとつの特集は、『映画で探る世界のアンダーワールド』
(人身売買!南米ギャング!冒険の裏側に浮き上がる衝撃の真実)
この切り口は、他ではやらない、まさに、映画秘宝ならでは。
しかし、最近毎号思うのですが、それぞれの特集記事の紙数が少なく、記事も短かく、物足りません。