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映画的建築/建築的映画
 
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映画的建築/建築的映画 [単行本]

五十嵐 太郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

すぐれた映像クリエイターたちはみな、「建築家」だ!ありえない空間から立ちあがるリアルとは。建築の本質にせまる、野心的な映像メディア考。

内容(「MARC」データベースより)

小津映画の家から、宮崎アニメの城まで-。すぐれた映像クリエイターたちは、みな「建築家」だ! ありえない空間から立ちあがるリアルとは。建築の本質にせまる、野心的な映像メディア考。

登録情報

  • 単行本: 302ページ
  • 出版社: 春秋社 (2009/04)
  • ISBN-10: 4393957059
  • ISBN-13: 978-4393957059
  • 発売日: 2009/04
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
だれ宛? 2010/2/8
By 倒錯委員長 トップ500レビュアー
形式:単行本
冒頭にあるが、なぜだか「映画好きの建築関係者は多い」。その逆
もしかりだ。考えてみれば映画であろうとドラマであろうと、建築も美
術セットも、必ず劇中に登場する。建築物も美術セットも、作品 を彩
る重要な「脇役」なのだ。

本書は建築と映像芸術を結ぶ論考集。映画と言ってもそれは、小津
のモダニズム映画があれば、三谷幸喜の一連の作品、さらには「エ
ヴァ」や「クレヨンしんちゃん」の映画版まで射程にあり、バラエティ豊
かだ。

アニメやオタクを建築とお見合いさせた著作には森川嘉一郎『趣都の
誕生―萌える都市アキハバラ』があるが、この本には森川のそれほど
全体的に論としてまとまった主張があるわけ ではなく、一気に読むに
はちとしんどいか。おそらくこれも、初出がすべて雑誌だったものを集
めたからだろう。そういうのはたいていこうなる。

これは著者の性格的気質なのだろうか、なでるように全ての対象を均
質 に「78点」(当社比)くらいの点数で論評してくこの人のスタイルは、
僕は個人的にはあまり好きではない。批判するときは批判すべきで、
例えば、 『さくらん』の時代考証もあったもんじゃないあのめちゃくちゃ
なセットなど、 あれを「作家の強いオリジナリティが全面に出ている」と
評しちゃったりする。 若者の感性ですねわかります。

芸術一般にいえるが、盤石な構築がある上での「破壊」なのがすごい
わけで、何も知らないのがめちゃくちゃやってもそれは単なる「××」のは
ずだ。もっともそれが、現代にて「ポストモダン」という名でまかり通る「何
でもあり」の風潮ならば、それでいいのかもしれないが。

これは終始疑問にあったことだが、この本、いったいだれに向けて書かれ
ているのだろうか。文体は柔らかく、ノリはエッセイ風なので、間違っても
卒論などで使うという人はいないだろう。だがしかし、今時定価2300円の
エッセイなんてのも、なかなか買う人はいないわけである。
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形式:単行本
深く突っ込んだ内容ではないが、新旧洋邦、多様な映画を建築的視点から簡単に紹介しており、建築と映画について考える入門書としては最適の書。

小津安二郎、リドリー・スコット、ジャック・タチなどの定番監督から手塚治虫、宮崎駿、押井守、庵野秀明らのアニメ監督作品、「ウルトラマン」などの懐かしキャラから「クレヨンしんちゃん」「東京タワー」などの近作まで、多岐にわたって取り上げられており、誰もがある程度の親しみを持って読み進むことができる。

建築家が主役を務める映画としてチャールズ・ブロンソンの「Death Wish」シリーズに触れられていないのは少し残念だが、自分の好きな映画を建築的視点から見直してみると新しい発見があるかもしれない。

「ウルトラマン」で少し触れられていた「破壊の美学」に注目すると、ただのアクション映画にも新たな魅力を発見できると思うが・・・
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By T.Y.
形式:単行本|Amazonが確認した購入
映画と建築をつなぐ膨大なエピソードとセンシティブな視点が、綿密に織りあげられた、建築関係者で映画好きならば間違いなく楽しめる内容。僕自身は、小津作品と'そこに現れる建築的空間を題材とした空間の読み込み、リドリースコット論、押井守論あたりがお気に入り。ぐいぐいと引き込まれてしまった。改めて映画を読み込んでみたくなった。
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