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映画史を学ぶクリティカル・ワーズ
 
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映画史を学ぶクリティカル・ワーズ [単行本]

村山 匡一郎
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ソニマージュ(音と映像)時代のキーワード。鑑賞・研究・批評にコンパクトに使える映画事典。

内容(「MARC」データベースより)

映画は歴史が短いとはいえエンターテインメントから記録資料まで、また技術や産業から作品や表現までその領域は幅広い。映画史に関わる基礎的だが重要な出来事や人物、理論的かつ批評的言説などを網羅的に取り上げた映画事典。

登録情報

  • 単行本: 302ページ
  • 出版社: フィルムアート社 (2003/05)
  • ISBN-10: 4845903482
  • ISBN-13: 978-4845903481
  • 発売日: 2003/05
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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23 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:単行本
映画揺籃期の19世紀末から20世紀末まで約100年にわたる映画の歴史を彩った、なんとなく耳にしたことはあるけれどもしかとは理解していなかった映画史の用語や人名を幅広く取り上げて解説した一冊です。

 教養主義に走っているととれなくもない硬質な文章が散見されますので、映画なんて楽しければそれでイイじゃないかと思う読者には不向きな本かもしれません。私自身も映画のイコン性みたいなことを云々されるのはあまり好きではないので、この手の本はどちらかというと今でも敬遠ぎみです。しかしそんな私にもこの本はうるところがある書でした。

100年以上もの歴史を有するに至った映画の世界ですから、その歩みの中でひとつの時代の作品や作家が次の時代の同業者に強い影響を及ぼすことは避けられないわけで、そうした歴史の流れを知ることは、映画を見る上での自身の幅を広げることにもつながります。それは決して無益なことではありません。要はその幅を広げてくれる書そのものが面白いか否かだといえるでしょう。

本書の視点は非常にバランスのとれた公正なものだと感じることがたびたびありました。例えば「レイティング・システム」を論じた文章では、行政の介入を阻む防波堤としての役割を担わせるべく導入されたこの自主検閲制度を詳解した後で「作品の価値を性描写の有無だけで判断しているとの批判がつきまとっていくこととなっていく」と短所についても併記するといった具合です。功罪について偏りなく述べている点には大いに好感が持てました。

ただし大いに不満を覚えた点もあります。10年ずつ区切って必見映画リストを掲げていますが、1990年代必見の映画に「ショー・ガールズ」や「バットマン・リターンズ」が入っているのには首肯しかねました。

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