内容紹介
「この本には目を開かれた。
三度読み返したあと、それ以上は強いて本を置かねばならなかった。
影響を受けすぎるのを恐れたからだ。
……私も映画や編集については一渉りの知識を持ち合わせているつもりだったが、
どれほど無知であったか、いまだに無知であるかを思い知らされた。
ことに、マーチが下す編集上の判断と小説家の判断の相似には驚かされる。
数コマ/数単語に託される、観客/読者にはサブリミナルにしか認識されないような微細な判断、
それらが重積してインパクトを与えるのだ。」(スティーヴ・エリクソン、作家)
《ゴッドファーザー》等を手がけた稀代の映像・音響編集者ウォルター・マーチと
ブッカー賞作家が語らい、名画を演出した編集の意匠を説き明かす。
忘れ難いシーンの制作秘話、聴覚的「空間」の作り方、天才О・ウェルズのビジョンを再現する《黒い罠》修正の逸話……。
読み進むほどに魅了され、映画の見方が確実に塗り変わる。
本書は、コラージュ的手法の名手であるオンダーチェが、自身とマーチの芸術観を鮮やかに構成した作品でもある。
二人の対話は技巧を語りつつ、技巧を越えた創造性を模索しながら響き合う。
ジャンルを問わずすべての創作者への刺激に満ちた一冊。
三度読み返したあと、それ以上は強いて本を置かねばならなかった。
影響を受けすぎるのを恐れたからだ。
……私も映画や編集については一渉りの知識を持ち合わせているつもりだったが、
どれほど無知であったか、いまだに無知であるかを思い知らされた。
ことに、マーチが下す編集上の判断と小説家の判断の相似には驚かされる。
数コマ/数単語に託される、観客/読者にはサブリミナルにしか認識されないような微細な判断、
それらが重積してインパクトを与えるのだ。」(スティーヴ・エリクソン、作家)
《ゴッドファーザー》等を手がけた稀代の映像・音響編集者ウォルター・マーチと
ブッカー賞作家が語らい、名画を演出した編集の意匠を説き明かす。
忘れ難いシーンの制作秘話、聴覚的「空間」の作り方、天才О・ウェルズのビジョンを再現する《黒い罠》修正の逸話……。
読み進むほどに魅了され、映画の見方が確実に塗り変わる。
本書は、コラージュ的手法の名手であるオンダーチェが、自身とマーチの芸術観を鮮やかに構成した作品でもある。
二人の対話は技巧を語りつつ、技巧を越えた創造性を模索しながら響き合う。
ジャンルを問わずすべての創作者への刺激に満ちた一冊。
内容(「BOOK」データベースより)
『ゴッドファーザー』等を手がけた稀代の映像・音響編集者ウォルター・マーチとブッカー賞作家が語らい、名画を演出した編集の意匠を説き明かす。忘れ難いシーンの制作秘話、聴覚的「空間」の作り方、天才O・ウェルズのビジョンを再現する『黒い罠』修正の逸話…。
著者について
Michael Ondaatje
スリランカ,コロンボ生まれのカナダの小説家,詩人.
1943年,オランダ人,タミル人,シンハラ人混血の富裕な地主階級の家庭に生まれ,11歳で英国に移住.ロンドンのパブリックスクールを経て,62年にカナダへ移住し,市民権を得ている.The English Patient〔『イギリス人の患者』土屋政雄訳,新潮社〕で1992年の英国ブッカー賞を受賞.小説,詩作をはじめとする著作のほか,文芸誌Brickを刊行,過去にはドキュメンタリー映画作品も手掛けている.ビリー・ザ・キッドの生涯をモチーフに詩,写真,挿話などを編成したThe Collected Works of Billy the Kid (1970)〔『ビリー・ザ・キッド全仕事』,福間健二訳,国書刊行会〕はさまざまに舞台劇化され数多く上演されている.
他の著書に,Coming Through Slaughter(1976)〔『バディ・ボールデンを覚えているか』,畑中佳樹訳,新潮社〕,In the Skin of a Lion (1987) 〔『ライオンの皮をまとって』,福間健二訳,水声社〕,Running in the Family (1982) 〔『家族を駆け抜けて』,藤本陽子訳,彩流社〕,Anil's Ghost (2000)〔『アニルの亡霊』,小川高義訳,新潮社〕,Divisadero (2007)〔『ディビザデロ通り』,村松潔訳,新潮社〕など
スリランカ,コロンボ生まれのカナダの小説家,詩人.
1943年,オランダ人,タミル人,シンハラ人混血の富裕な地主階級の家庭に生まれ,11歳で英国に移住.ロンドンのパブリックスクールを経て,62年にカナダへ移住し,市民権を得ている.The English Patient〔『イギリス人の患者』土屋政雄訳,新潮社〕で1992年の英国ブッカー賞を受賞.小説,詩作をはじめとする著作のほか,文芸誌Brickを刊行,過去にはドキュメンタリー映画作品も手掛けている.ビリー・ザ・キッドの生涯をモチーフに詩,写真,挿話などを編成したThe Collected Works of Billy the Kid (1970)〔『ビリー・ザ・キッド全仕事』,福間健二訳,国書刊行会〕はさまざまに舞台劇化され数多く上演されている.
他の著書に,Coming Through Slaughter(1976)〔『バディ・ボールデンを覚えているか』,畑中佳樹訳,新潮社〕,In the Skin of a Lion (1987) 〔『ライオンの皮をまとって』,福間健二訳,水声社〕,Running in the Family (1982) 〔『家族を駆け抜けて』,藤本陽子訳,彩流社〕,Anil's Ghost (2000)〔『アニルの亡霊』,小川高義訳,新潮社〕,Divisadero (2007)〔『ディビザデロ通り』,村松潔訳,新潮社〕など
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
オンダーチェ,マイケル
スリランカ、コロンボ生まれのカナダの小説家、詩人。1943年、オランダ人、タミル人、シンハラ人混血の富裕な地主階級の家庭に生まれ、11歳で英国に移住。ロンドンのパブリックスクールを経て、62年にカナダへ移住し、市民権を得ている。The English Patient(『イギリス人の患者』土屋政雄訳、新潮社)で1992年の英国ブッカー賞を受賞。小説、詩集をはじめとする著作のほか、文芸誌Brichを受賞。小説、詩集をはじめとする著作のほか、文芸誌Brickを刊行、過去にはドキュメンタリー映画作品も手掛けている
吉田 俊太郎
翻訳家。1965年東京都生まれ。早稲田大卒。90年代には英国に拠点を置き、日本のテレビ局向けドキュメンタリー番組制作にディレクターとして参加した。現在は英国と日本を頻繁に行き来しながら、映画・映蔵芸術を中心分野に翻訳活動をしている。十数冊の訳書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
スリランカ、コロンボ生まれのカナダの小説家、詩人。1943年、オランダ人、タミル人、シンハラ人混血の富裕な地主階級の家庭に生まれ、11歳で英国に移住。ロンドンのパブリックスクールを経て、62年にカナダへ移住し、市民権を得ている。The English Patient(『イギリス人の患者』土屋政雄訳、新潮社)で1992年の英国ブッカー賞を受賞。小説、詩集をはじめとする著作のほか、文芸誌Brichを受賞。小説、詩集をはじめとする著作のほか、文芸誌Brickを刊行、過去にはドキュメンタリー映画作品も手掛けている
吉田 俊太郎
翻訳家。1965年東京都生まれ。早稲田大卒。90年代には英国に拠点を置き、日本のテレビ局向けドキュメンタリー番組制作にディレクターとして参加した。現在は英国と日本を頻繁に行き来しながら、映画・映蔵芸術を中心分野に翻訳活動をしている。十数冊の訳書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)