内容説明
音を見よ、映画を聴け!
音楽用ライヴ・システムを使用しての「爆音上映」の企画者であり、
中原昌也関連の書籍、CD、湯浅学率いる湯浅湾のCD などの制作発売で知られる
(株)boid の社長、そして批評家でもある樋口泰人の11 年に渡る批評とその活動の堆積。
忘却と幻聴の彼方からあり得なかった映画の幽かな姿が立ち現れる!
「樋口泰人という文章機械は、
ブルドーザーのようにすべての要素をグシャグシャに押しつぶし、
その平板の中からひょっこり立ち上がってくるものをもう一度踏みつけ、
猫にエサでもやるがごとくわれわれの前に並べてみせる」――黒沢 清(映画監督)
「基本的には毎回同じような物語が語られるばかりで特に目立った展開もクライマックスもないサーフィン映画をぼんやりと繰り返し見ながら、
私はそれぞれの映画の中にある小さくもあり大きくもあるひとつひとつの波のささやきを聞いていた。
そしてそれらが語るいくつもの物語を身体中に詰め込んでいった。
本書に収録されているのは、そんな波の語る物語でもある。」(まえがきより)
内容(「BOOK」データベースより)
音楽用ライヴ・システムを使用しての「爆音上映」の企画者でもある批評家、樋口泰人の11年に渡る批評(活動)の堆積。忘却と幻聴の彼方からあり得なかった映画の幽かな姿が立ち現れる。