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最も参考になったカスタマーレビュー
13 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
なんら新しい洞察を示し得ていない,
By ゾーイ (新宿) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 映画の明らかさ―アッバス・キアロスタミ (単行本)
蓮実も批判していたが、実にひどい映画論である。哲学者が映画について唯一かろうじてまともな考察をなしえたのはドゥルーズくらいで、ランシエールの映画論も二番煎じの浅薄なものである(これは未邦訳だが)。とまれ本書は、キアロスタミの映画的奇跡について、なんの洞察もなしえていない。自分の韜晦しきった哲学的議論を蒸し返すだけで、映画学にも哲学にもなんら新しい洞察を示し得ていないという意味でおよそ最低の書物である。その意味で恥知らずな書物であり、書く方も書く方なら翻訳する方も翻訳する方で、もう少し、有名人だから翻訳するというその態度を改めたほうが良いんではないかしらん。
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