映画の中に出てくる図書館,司書,その他古書店など,本が登場する映画を紹介した第2弾.
図書館映画MLというのがあるらしく,そこからの情報が多いようだが,確かに実に多くの映画に図書館が登場している.その中では,黴臭い陰気な場所として描かれていたり,司書は眼鏡をかけたマジメな女性というステロタイプであったり,あるいは暇な職場の代表のように描かれていたりで,著者を含め図書館に勤務している者からすると,ちょっとそれはあんまりだろという扱いも少なくない.
かつては貸し出しに関する個人情報の扱いも緩く,簡単に誰が何を借りたかということを喋ってしまう司書も出てくる.また,司書からすると日々大事に扱っている本が乱暴に扱われたり,犯罪の場として図書館が使われるのは居た堪れないという様子が行間ににじみ出ている.
ただ,前編に紹介済みとして文中に何度か出てくるのが,前編を読んでいない者としては煩わしい.参考として章末に挙げるだけでも良い気がする.