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星月夜
 
 

星月夜 [単行本]

伊集院 静
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

東京湾で発見された若い女性と老人の遺体。地を這うような捜査が、遠い昔に見上げた星空の美しくも哀しい記憶を呼び起こす―。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伊集院 静
1950年、山口県生まれ。立教大学文学部卒業。CMディレクターなどを経て、81年「皐月」で作家デビュー。91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で直木賞、94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 439ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2011/12)
  • ISBN-10: 4163810307
  • ISBN-13: 978-4163810300
  • 発売日: 2011/12
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 150,895位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
個人の力ではどうすることも出来ない矛盾や巨大な悪との対決といった「社会派」の必然性はなく、犯人探しの面白さ、あっと驚くトリックという「推理小説」の要素も皆無。さらに「警察小説」として組織の抱える諸問題を提起する、という面もなし。

硬質で感情を交えず、事実を積み重ねるという決まりごとを根底から覆すことでは、作者の「挑戦」は成功かもしれないし、古くからの愛読者離れも防いでいるかもしれない。

けれども、いくらなんでも現場の刑事が鍛冶場の情景を裏付けるためにベラスケスの絵を観にいかないだろうし、銅鐸の新規鋳造は新進気鋭の考古学者の新学説発表と結びつかないと、読者に情報をすべて与えたように見せかける「推理小説」のルールからは乖離してしまう。

「推理小説」とさえ自称しなければ、相変わらず巧みな心理と情景の描写には◎なのに、敢えて帯でアオる出版社の姿勢に激しく疑問を抱かざるを得ない。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
帯に「砂の器」「飢餓海峡」と並ぶ社会派推理小悦のように書いていますが…
それは、言・い・す・ぎだろう

事件発生から被害者や関係者の過去など道具立てとしてはとても良いのですが、
警察ものとして書いているわりには、警察小説特有の熱さがない感じ。

若い女性と老人が一緒に殺されている、となれば(実際の捜査はともかく)警察小説的には
2人の接点を中心に捜査するが見つからない、やがて現われた意外な接点から事態は急展開する、
2人の背景を描くのであれば、それぞれの悲しい数奇な運命を描いて事件の切なさを強調する、
というのを期待しますが、多少はあるもののメリハリがない感じ。

もっとねちっこく書けば重厚な推理小説になりそうなところを、わりとさらっと書いて
いるのが伊集院さんのダンディズムなのかしらん。

伊集院静に東野圭吾のようなミステリや、今野敏のような警察小説を求めて読む人は
いないと思いますが、(でも帯を見たら松本清張のようなのを期待するか)、そういった
観点で読んだらすかされた気分になるでしょう。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
過去の話、西や東の各所に飛んで、それらが最後に繋がると、なるほどと思える
まぁ、普通にミステリ小説だなと
よく調べてるなというのも解ったし、最初の時点での謎も、話を追っていくうちに解ってきて面白かったんだけど
何か物足りなさも感じた

ミステリではあるけど、推理してる風にはなく、この人はいるのかなって思えるくらい人が多すぎて解り難い
登場人物への思いいればほとんど中途半端に終わってしまって、それが物足りなさを出しているのかもしれない
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投稿日: 10日前 投稿者: 読書が好き
物足りない
伊集院静の推理小説ということで期待して読んだが、
なんだか釈然としない。

これは、あの伊集院なのか思ってしまう。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: sun
タイトルの意味は?
「星月夜」というタイトルは、ゴッホの絵のタイトルからとったときいて、作中にこの絵がでてきて、何らかの謎解きに使われるのかと思っていたらでてきませんでした。続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: nao
あと少し…
広義のミステリーでした。謎解きを期待すると、それは肩透かしを食らうし、流行りの警察小説かと読み始めれば、それも違います。群像劇?それも違いますが、視点が多数なのに... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: くんぺい
日経朝刊ではずいぶんと褒めていたが……。
出来具合については他のレビュアーの方のを見ても判るとおり、日経のレビューとは大きな食い違いがあるらしい。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: tak
この絞めつけられるような
閉塞感が凄くて惹きこまれました。小説全体を覆う重苦しい雰囲気が臨場感をよく出しています。

以下、ネタバレ注意です。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: バカのひとり
伊集院さんの推理小説
伊集院さんらしく、美しい推理小説でした。
そして、被害者の哀しみ。刑事の哀しみ、加害者の哀しみ、読者それぞれの哀しみに... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: アーニャ
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