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世界の星に関わる詩と物語、星の名の由来・語源、そして星のある風景。
それらは、この翁の精神というフィルターにかけられ、幻想的でありながら、
そのくせどこか哲学的な絵を紡ぎ出す。
『シリウスは、それ自らが天のプリズムだ』
『紅ばら色のアルデバラーンが金牛の目に輝いて』
『私は死んで独りになっても、星は見ていられそうな気がする』
この翁の思考、それ自体が詩である。読むたびにそう感じる。
シリウスが赤く光っていたら戦の近づくしるしだと教えられ
イラク開戦の前夜の空にシリウスを探したり。
キラキラと輝く星々のような文章で
古代ギリシアや、古い日本や、農村を
星を探して巡り歩くうちにすっかりこのロマンチックなこの抱影おじいさんが
大好きになってしまいます。
世界中日本中の星の名前を集めていらっしゃるので、
民俗学に興味のある方にもおすすめの一品です。
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