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130 人中、114人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ハードSF?ノー、全ての読書家へ,
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レビュー対象商品: 星を継ぐもの (創元SF文庫) (文庫)
この作品はハードSFとして紹介されていることもあって、苦手な人は敬遠していると思う。私もそうであったのだが、読んでびっくり、長編SF小説の中でもベスト10級の面白さ。無駄な部分が無く、一気に読ませる。最後までぐいぐい引っ張る謎と、驚きの解明。 登場人物の魅力もあり、設定や科学的な古さも感じられない。 SF好きで、いえ、全ての読書家の方々へ、まだ読んでない人は損してます。
152 人中、133人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
著者の想像力の際限のなさに酔える傑作,
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レビュー対象商品: 星を継ぐもの (創元SF文庫) (文庫)
人類の起源について想像を絶するような仮定を本格ミステリの要素をふんだんに盛り込んで編み上げたハードSF巨編です。私はSFというものはあまり読みませんし、かりに読むとしてもファンタジーの要素の強いもののほうを好むので、この作品のようにハードSFとよばれるジャンルのものはほとんどお初といってもよいと思います。そんな私にこの作品は、人間というのは果てしない想像力を備えた偉大な生き物なのだということを感じさせ、脳髄がしびれるような心地よい読書体験を与えてくれました。そしてぜひ指摘しておきたいのは、翻訳を担当した池央耿氏の類いまれなる能力です。氏が巧みに操る日本語は天下一品。翻訳小説では時に読書の流れを止めてしまうようなつたない訳文に出くわすことがありますが、池氏の訳文は実にわかりやすく、また文学的な美しさに彩られています。翻訳小説というよりもこの作品がそもそも最初から日本語で書かれたかのような錯覚に陥ります。お見事としか言いようのない仕上がりです。これだけの英語翻訳が出来るのは今の日本では柴田元幸氏か池氏くらいではないでしょうか。 このすぐれたSF作品が池氏のようなすぐれた翻訳家と日本で邂逅したというのは、まさに天の配剤としか言いようがありません。そしてその日本でこの本が読めたことに感謝したいと思います。
27 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
壮大な宇宙のロマン♪,
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レビュー対象商品: 星を継ぐもの (創元SF文庫) (文庫)
始まりは、月面で発見した宇宙服を身に着けた死体だった・・・。明らかに人間のはずなのに、どの月面基地にも所属していなかった。それどころか、彼は現代人ではなかった。何と! 5万年前の人間だったのだ!彼はどこから来たのか?現代に生きる人類との関連は? SF、いや壮大な宇宙のロマンか。この作品を読んでいると、果てしない宇宙の広がりや、 気の遠くなるような時間の長さを感じる。 月面で発見された5万年前の人間の死体。しかも、彼が生きていた時代には高度な文明が あった。このことをどう説明できるというのか?あらゆる知識人たちが集まってその謎を 解明しようとする。死体は、チャーリーと名づけられた。ほんのわずかな手がかりから、 チャーリーの生きていた時代を探る作業が続く。そして、謎が解き明かされるときが来る・・・。 何という大胆な発想だろう。読んでいて思わず声を上げたくなるほどだった。地球と月を 舞台にこれほどのものが書けるなんて!謎解きの面白さだけではなく、作者は読み手に 宇宙へのあこがれを抱かせる。 夜、星を見て思うことがある。「この星の中に、生物がいる星はあるのだろうか?」それは、 いてほしいという私の切なる願いでもある。宇宙は謎だらけだ。この作品のようなことが 実際に起こるかもしれない。そう考えるとワクワクしてくる。 ミステリー、ファンタジー、そしてロマン。あらゆる感覚を味わうことのできる作品だと思う。 ラストも、強い余韻が残る。ぜひ一度読んでみては♪
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