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星の王子の影とかたちと
 
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星の王子の影とかたちと [単行本]

内藤 初穂
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

『星の王子さま』の名訳で知られる仏文学者・内藤濯の生涯の記録を、長男が渾身の力で描ききる力作ノンフィクション。美しい日本語を探究し続けた、純粋でまっすぐな九十四年の生涯が浮かび上がり、内藤濯その人がまさに「星の王子さま」のような存在だったことが素直に伝わってくる。

内容(「MARC」データベースより)

「星の王子さま」の名訳で知られる仏文学者・内藤濯の生涯を、長男が渾身の力で描ききる。詩と音楽と演劇の刺戟を受け、美しい日本語を探究し続けた、純粋でまっすぐな94年間の軌跡を辿った一冊。

登録情報

  • 単行本: 430ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2006/03)
  • ISBN-10: 448081826X
  • ISBN-13: 978-4480818263
  • 発売日: 2006/03
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 268,457位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
息子が描く父 2008/12/24
形式:単行本|Amazonが確認した購入
 もっぱら歴史の記述をこととする元海軍士官の息子が、50過ぎまで見続けてきた父を描く。これは恐ろしいものにならざるをえまい。生涯、子供のようだった内藤濯である。敗戦の報を聞いて「騙された」と言って初穂に叱責される。知識人ならたいていは、もう負け戦だと分かっていた。だから大政翼賛会との関わりも、どの程度分かってやっていたのか、分からない。三遊亭円楽がふざけて「星の王子さま」と名乗るのをテレビで観て激怒し、『星の王子さま』が売れると美智子皇太子妃に送り、文通して喜び、「星の王子さまの会」が開かれ美智子妃も来るようになると大勢人が集まり、繊細な神経が耐えられずに美智子妃の前で「もう会は終わりだ!」と叫ぶ内藤濯。詩心があまりに強く、現世的な知性というものが欠けていたようにも見える。こわい本である。
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By 麻冷 VINE™ メンバー
形式:単行本
父内藤濯をあますところなく書ききることで、日本の仏文学史、明治維新から戦争をはさんでの今までを、極めて緻密に、かつ個人的なるところまで踏み込んでいき、まさに渾身の力を込めて書かれたノンフイクションである。終始朗読運動に力を注ぎ、そこから生み出される翻訳作法から、完成された「星の王子さま」が、第2次世界大戦の壮絶な体験のあとに訳されたものであるという歴史も感慨深い。94歳の大往生は、決して星の王子さまの如く、砂漠に音もなく倒れて、星に還るなどという美しきものではなかったという記述は、人間、内藤濯を書ききり、傍らで彼の人生を見続けてきた、自分史であるともいえる
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