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「明香ちゃんの心臓
[検証]東京女子医大病院事件」(鈴木敦秋・著)は、4月
20日(金)に刊行されます。
2001年3月、群馬県高崎市の歯科医・平柳利明・むつ美夫妻の次女、明香ちゃ
んは、東京女子医大病院附属心臓血圧研究所(心研)で、心房中核欠損症の手術
を受け、2日後に死亡しました。その後、記録の改竄、人工心肺装置の誤作動な
どが発覚し、証拠隠滅罪と業務上過失致死罪を争う刑事事件になっています。
本書ではまず、手術室で何があったのか、その全容に迫ります。第1章「明香
ちゃんが病院で死んだ」にある両親の証言の数々は、読む者の涙を禁じ得ませ
ん。
第4章「屍を乗り越えて」では、心臓病の治療では自他ともに日本一を認める
東京女子医大病院の戦後史を、まったく新しい角度から検証していきます。泣き
寝入りから法廷へ、患者と医師の関係が、戦後60年、どう変わってきたのかを検
証します。
そして最後に、患者と医師が対話を重ねるための新しい考え方、ADR(裁判街
紛争解決)に注目し、東京女子医大病院と被害者連絡会との間に成立した新しい
取り組みを紹介します。
医療の進歩の強い光が医療の闇の部分を覆い隠してしまう牧歌的な時代は終わ
りを告げました。そんな時代に読むべき新しいノンフィクション作品の誕生で
す。
目次より:
明香ちゃんが病院で死んだ
「春が来て みんなの笑顔に さようなら」
第5手術室で何が起きたのか
両親への報告はこうして行われた
「患者の顔も見ないで、よく手術ができるね」
東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所(心研)の戦後史
二医師の逮捕
病院が変わることを信じて
特定機能病院の再承認への道
人工心肺医の無罪判決
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