ちょっと長くなるが最後まで読んでほしい。
コカコーラ、資生堂、日産に続き、大企業のCMコレクションDVDである。
こういったCM作品がDVDになることは本当に喜ばしいことだ。
この静かなるブーム?に敏感に反応してくださった、各企業の関係者や、
レコード会社の方々には本当に感謝したい。
それを踏まえた上で、結論からいえば、本当は星5つもつけるべきではないのかもしれない。
それぐらいのクオリティだと思った。言い出せばきりがないが、企画やパッケージングの瑕疵はある。
だが、期待値を込めて星を5つにしたことを最初に言っておきます。
で、今回は明治製菓。
「チョコレートは明治」という土屋耕一氏の名コピーが鮮烈な印象を残す。
今回はバラでも購入可能、僕はBOXで購入した。
板チョコ編、チョコ・キャンディ・キャラメル編、スナック編の3枚に分けられているが、
これ、3枚に分ける必要があったのだろうか?
収録時間は3枚合わせても約125分程度です。1枚〜2枚に出来たのでは?
(本編とは別に特典映像が約46分)
そして何よりも残念だったのが、ブックレットを含む資料的な情報が少なすぎな点。
前回のスカイラインのCMのような気合はどこに行ったのか?(これは本当に素晴らしかった!)
これは良い点でもありますが、当時のディレクター、元日本天然色映画の葛上周次さんや高杉治朗さんの
インタビューが特典映像として収録されていること。これは快挙です!
いずれも杉山登志と同時代、同じ会社の良きライバルだ。挿入されるスナップに杉山の姿もあります。
この時代の生き証人はもうすでに70歳を超えている方々が多いし、もうお亡くなりになっている方も多いのです。
是非ともご存命中にアーカイブしてもらいたいです。
ただし!ここまで良い仕事をしておいて、詳細のクレジットが無いのはいかがなものか?
もっとひどいのはインデックスすらないということ!正直、え?と思いました。
どの年代なのか、ディレクターやタレントは?撮影スタッフや音楽は?
葛上さんや高杉さんが登場する意味が半減していませんか?
どの作品で、どのような関わり方をしたのか?インタビュー内容と資料を照らし合わせて確認したいのに。
この手のDVDは単に「懐かしさ」だけを求めて購入しているわけではないし、
僕のような70年代生まれには新しさと懐かしさが同居しているから、
新しい部分も多分に含んでいるのです。
もっと若い世代には、資料的な価値のあるものにしてほしかった。
可能な限りで構わないし、後付けでも構わないので、詳細クレジットをWEB上に公開してほしいです。
放映年もわからなければ、インデックスもないので、本当にその部分には
今まで無いくらいがっかりたことは否めません。
本当になんだかよくわからないです。
全部ではないけど時代もバラバラに収録されているようにも思います。
これらのムーブメントは本当に評価できることだと思いますので、
どんどん盛り上げていきたいですね。
おススメかそうじゃないかで言えば確実におススメです。
ただし、今回は本当に瑕疵が大きすぎる!
関係者の方々、どうかWEBでインデックスと放映年、制作スタッフの詳細を公開してください。
これもインターネットの良いところです。どうかお願いいたします。
僕に続くレビュアーの方も、もし僕と同じことを思ったらみんなで懇願しましょう。