内容(「BOOK」データベースより)
「あいきゃく」からはじまって「かれこれし」「こたつべんけい」「さざえのしり」「しらみひも」「しわのばし」「ふかがわのはんだい」…「○○をみたよう」まで、ついつい読みふけってしまう絶妙な言葉の数々。明治ははるか遠くなり、かつて息づいていた暮らしも言葉も幻となった。本書は、明治から昭和の東京の市井文化に生きた異才・正岡容が、いまはなき言葉たちを愛着を持って集め、漱石から円朝、黙阿弥、忠臣蔵まで自在に引きつつ編集した、貴重な労作。図版多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
正岡 容
寄席芸能研究家、小説家、随筆家。明治37年(1904)、東京神田の生まれ。江戸から明治における寄席芸能への愛着と造詣には追随を許さぬものがあり、数多の著作もこの研究から発し、また、ここに集約される。主な著作に『寄席風俗』『荷風前後』『東京恋慕帖』『寄席むかしむかし』などが、小説に『寄席』『円朝』『灰神楽三太郎』などがある。寄席芸能の伝統保存と昭和における発展のために尽くした。昭和33年(1958)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)