著者は日本人初の女子留学生(津田梅子、山川捨松)たちと係わり合いが深い。彼らのホストシスターとして姉妹ののように暮らし、アメリカでは文盲の人々の教育に力を注いだ才女。敬虔なクリスチャンで。キリスト教の普及にも熱心だった。津田梅子との交流で、日本で英語を教えるようになり、日本の女子教育に貢献し、二年間無報酬で教壇に立った。ありがちな異文化を批判することばかりではなく、受け入れ賞賛する箇所も多い。年齢、身分、性別ごとの日本人観察はなかなか鋭い。
女性学、民俗学、日本文化論を勉強する人の参考図書としてお勧めします。異文化(キリスト教の要素が強い文化)と比較した明治の日本がみえてきますよ。