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明治人の教養 (文春新書)
 
 

明治人の教養 (文春新書) [新書]

竹田 篤司
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

西田幾多郎は『チャタレイ夫人の恋人』を高く評価していた
教養喪失の危機に瀕した日本。明治生まれの知識人たちが築きあげた「日本的教養」を点検することで新たな教養構築の可能性を探る

内容(「BOOK」データベースより)

近代日本は、勤勉な頭脳と卓抜な観察力、旺盛な読書力によって、新旧・和洋・東西を融合し、新しい日本文化の基礎を築くことに成功したが、その知的営みの精髄ともいうべき「教養」は、いまや消滅したかのように見える。では日本的「教養」とは、いかなるものであったか。近代日本の教養形成の担い手となった知識人たち―森外三郎、狩野亨吉、西田幾多郎、河上肇、安倍能成、九鬼周造らの人格形成の過程を、日記・書簡・随筆などを通してたどる。

登録情報

  • 新書: 198ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2002/12)
  • ISBN-10: 4166602934
  • ISBN-13: 978-4166602933
  • 発売日: 2002/12
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
本書はそれぞれ独自の業績を残した明治の知識人たちの生き様をスケッチした気取りのない著作である。これらの先人をめぐる挿話の数々はそれなりに興味深いが、そこには本書を読まなければならないというほどの際立ったものがあるわけではない。しかし、圧巻はその最終章わずか15ページの「教養は時代を超えるか」の中にある。

私は実は竹内洋著「教養主義の没落」を読んでいささか混乱した頭で本書を手に取ったのであった。そして納得し満足した。ここでは「教養」が時代の子であり、「時代を越える定数だが、同時に、時代によって異なる変数を包摂する」ものとして示され、またそれが個人にとっても社会にとっても失うことのできない宝であることが説得力をもって説かれている。

そればかりではない。著者はまたその「教養」が絶滅に瀕して久しいことも明らかにする。この著者の発言は、安易に同質的な文化の連続性を前提として日常を生きる人々に日本、あるいは日本社会が直面している問題の容易ならざることを思い知らせるものである。

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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
昭和末期~平成と教育を受けて現在社会に出ている我々は
このまま、ぼんやりとしていていいのでしょうか?
自分と明治の哲人達を比較するのもおこがましいとは思いますが
徹底した思索と、読書の充実とを自らの目標として
平成人の教養を議論するであろう後世に何かを残せればと思います。
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