小学校教員をしています。今,民主党の事業仕分けが話題となっています。変えた方がいいもの,変えない方がいいもの,変えたけど前の方がよかったもの。いろいろあると思います。教育もしかり。戦前の”修身”,軍国主義じゃないの?という先入観を捨てて見たら意外に大事な内容が含まれている気がします。そんな江戸から明治に日本が大変身する時代に,どんな作法を身につけさせたらいいか,当時の貴重な資料を解説した本書は,まさに”故きを温ねて新しきを知る”内容となっています。例えばP56靴の脱ぎ方 今でも昇降口の靴箱の入れ方をチェックしている教師は多いと思いますが,尋常小学校1年の教科書に靴の脱ぎ方,そろえ方がきちんと記されています。今,こうした身を美しく見せる躾が,本当に低下しているように感じます。まずは,教師自身,日本人の美しい作法の数々をこの本で学んでみてはいかがでしょう。